肝臓は血液中に入ったあらゆるものをろ過するという重要な役割を果たす大切な臓器で、肝臓が持つ機能は500近くに上り、これを上回る数の機能を持つ臓器は脳しかないそうです。

肝臓病専門の国際科学誌「Journal of Hepatology」電子版に発表された論文によれば、コーヒーには肝硬変や肝臓損傷のリスクを低下させる効果があると見られるそうです。

日常的にコーヒーを飲むことで肝組織が受ける損傷が減り、お茶とコーヒーの両方を飲むことで、肝臓が硬変する可能性が低下すると見られているという。

さらに、摂取量が少ない場合も、これらの効果は確認されているそうです。

「肝疾患ない人」にも効果
コーヒーやお茶に含まれる化合物に肝組織を守る働きがあると見られることは、これまでにも複数の研究によって示されてきたのですが、いずれも最終的な結論が明確に示されたと言えるものではなかった。
今回の研究は、オランダ・ロッテルダム在住の45歳以上の男女およそ2400人を対象に行ったもので、血液検査と肝臓の健康状態を測定するための超音波検査に加え、コーヒーとお茶の摂取量をはじめとする食習慣について、詳細なアンケート調査を実施した。
研究チームは、「過去の複数の研究から、コーヒーやお茶には肝疾患の進行を妨げる効果があることが示されてきたが、今回の調査により、肝疾患と診断されていない人の間でも、同様の効果があることが初めて示された」と指摘している。
また、コーヒーを飲むことが脂肪肝(肝脂肪変性)の予防には大きな影響を及ぼしていないと見られることも明らかになった。

 

日常的に良く飲む、コーヒーとお茶を継続して少量でも摂り続ける事で、酷使している肝臓が、少しでも元気になると良いですね!


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