世界のすべてのコーヒーは北回帰線と南回帰線の間の「ビーン・ベルト」で生産されています。アメリカではコーヒーが育つのはハワイ州のみとのこと。日本では北回帰線が通るのは南鳥島と沖ノ鳥島の間なので、コーヒーは当然輸入に頼っています。
1675年にイングランド王(チャールズ2世)は「謀反を企てる人々が集まる場所」としてコーヒー・ハウスを禁止しました。
世界で消費されるコーヒーの70%はマイルドで香り豊かな「アラビカ種」、残り30%はアラビカ種より苦くカフェイン含有量が1.5倍の「ロブスタ種」です。
コーヒーの木は放っておくと30フィート(約9m)の高さにまで育つのですが、収穫しやすいよう10フィート(3m)程度の高さに栽培されています。
コーヒーは世界で2番目に多く取引される貿易財です。ちなみに1番は石油。人間は黒くどろどろした液体に目がない生き物のようですね。