お世話になっておりますMarron’sCoffeeの山領です。

昨日に続き、コーヒー発祥の説その2です。

僧侶シェーク・オマールの話(アラビア起源説)

こちらは、回教徒アブダル・カディの「コーヒー由来書」(1587年)に記されているお話で、13世紀頃のイエメン山中が舞台です。

回教僧のシェーク・オマールは、無実の罪でイエメンのモカからオーサバというところへ追放されてしまいました。 食べるものもなく山中をさまよい歩いていると、一羽の鳥が赤い木の実をついばんでは陽気にさえずっているのを見つけたのです。

ためしにその実を摘んで煮出すと、何ともいえない独特の香りがし、飲んでみると、疲れが嘘のように消え去って元気が回復しました。

その後、医者でもあった彼はこの実を使ってたくさんの病人を救いました。 そして罪を許されて再びモカへ帰り、聖者として人々にあがめられたということです。

 

<どちらの伝説が正しいの?>

エチオピアは人類の祖先ホモ・サピエンスが住んでいたところでもあります。

また、野生のコーヒーの木は、エチオピアをはじめアフリカ大陸のあちこちで見つかっています。

上記のことを理由に考えると、文字に残されている伝説より大昔に人々がコーヒーの赤い実を食べていてもおかしくないと考えられるので、山領の感想としては、コーヒーは、ヤギ飼いカルディの話(エチオピア起源説)で始まったと言っても

良いのかなぁと思います。

皆さんはどう考えますか?


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