今日は、珈琲豆の品質についてお話します。
一言でコーヒーと言っても、品質はピンキリです。
イメージとして解りやすいのが、お米です。
同じお米でも、値段の安い自主流通米から品評会で賞を受賞している
秋田のコシヒカリまで、同じお米と言っても味も値段も全然違います。
珈琲豆の同じで、産地、作っている農園の栽培方法、豆の精製方法で
味は全然違います。
珈琲豆もお米のように産地・豆の品種、豆の品質や大きさ等による選別もあり、これによっても味も値段も違ってきます。
基本的に大まかに5段階に分かれています。(下記の表を参照下さい。)
ではどれくらいのレベルかというと、コマーシャルコーヒーは、缶コーヒーやインスタントコーヒー等に使われる価格の非常に安い豆で、プレミアムコーヒーは、スーパー等で売られているレギュラーコーヒーです。
スペシャルティーコーヒー以上は、COEやSCAJ等の評価基準を満たしたどこの誰が作ったかもはっきりしているブランドコーヒーです。
さすがにTop of Topやトップスペシャルティは扱えません。
(値段が高すぎるのと、安定して確保が出来ない為)
当店はスペシャルティーコーヒーです。
それでも、プレミアムコーヒーの2倍~4倍程度価格が違いますし、
味も全く違います。
■スペシャルティコーヒーとは- スペシャルティコーヒーの定義 –
スペシャルティコーヒーの基準は各国のスペシャルティコーヒー協会によって異なりますが、「生産」から高レベルのクオリティ管理がなされていて、本当に「美味しい珈琲」ということが基準となります。
当店で扱う豆はCOEカッピング評価基準および、SCAJカッピング評価基準をもとに下記のようにランク分けしております。
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- ■Top of Top トップ・オブ・トップ
- SCAJ、COEカップ評価 88点以上(COEトップ10以上のレベルです)
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- ■Top Specialty Coffee トップ・スペシャルティコーヒー
- SCAJ、COEカップ評価 85点以上(COE受賞レベルの商品です)
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- ■Specialty Coffee スペシャルティコーヒー
- SCAJ、COEカップ評価 80点以上(カップ評価項目において4項目以上が6点以上)
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- ■Prstrongium Coffee プレミアムコーヒー
- SCAJ、COEカップ評価 76点以上(カップ評価項目において全項目が5点以上)
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- ■Comercial Coffee コマーシャルコーヒー
- SCAJ、COEカップ評価 76点未満
※SCAJ…日本スペシャルティコーヒー協会 ※COE…カップ・オブ・エクセレンス
※カップ評価項目・・・FLAVOR:フレーバー、AFTER TASTE:後味の印象度、ACIDITY:酸の質、MOUTH FEEL:口に含んだ質感、
CLEAN CUP:カップのきれいさ、SWEET:甘さ、BALANCE:ハーモニー均衡性、OVERALL:総合評価の合計8項目から成り立ちます。
(各項目8点満点+基礎点36点=100点満点)