まだアメリカがイギリスの植民地下にあり、コーヒーではなく紅茶を飲む習慣があった頃の1773年。イギリスはアメリカに対し、輸入紅茶を独り占めした上で、さらに高い関税をかけました。
これに怒ったアメリカの人たちは、なんと船積みされていた紅茶を海に投げ捨てる「ボストン・ティー・パーティー事件」を起こします。
でも、この事件をきっかけに、アメリカの人はコーヒーを飲むようになり、独立への気運も高まったといわれているんです。
この事件がなければ、アメリカはコーヒー消費大国ではなく、紅茶消費大国になっていたかも!? 歴史って、何が分岐点になるかわからないものです。