皆さん昨日は寒かったですね!!
広島は33年ぶりの大雪で19センチも積もりました。
家の看板犬マロンは、大喜びで公園を走り回ってました。
私は、雪だるまに負けない位着込んで、出動しましたがやっぱり寒かったです。
さてコーヒーの泡について、日本ではドリップやサイフォンで抽出中に出た泡は
出来るだけ抽出液に落とさないのが、美味しいコーヒーのコツと言われます。
しかし、トルコでは、泡の消えたターキッシュコーヒーは「顔の無い人」に例えられ
泡を消さずに煮出す事が美味しいコーヒーのコツだそうです。
他にも、エスプレッソコーヒーはカップに浮かぶクレマ(泡の層)が重要とされてます。
コーヒーを抽出するときに出る泡ですが、ただのお湯を落としても、一瞬泡だちますが、すぐに消えてしまいます。
でもコーヒーは消えないです。なぜでしょう?
これは、コーヒーには界面活物質が含まれているからです。
誰でも思い浮かぶのが、石鹸です。
元々「水の泡」は泡を作る水分子の薄い膜が、水分子同士が引っ張り合う表面張力に
負けて割れてしまいます。
しかし石鹸は、界面活性剤の作用で表面張力が弱まり、水の泡を安定させるので泡が消えなくなります。
コーヒーも同じく、界面活性物質が泡を安定させてます。
この泡が美味しいコーヒーには必要で、この泡がコーヒーをまずくする
成分や舌触りを損ねる微粉を吸着してくれるので、コーヒーが美味しくなるのです。
皆さんも抽出する時、泡を意識して「美味しくしてくれてありがとう」と感謝してみては?