コーヒーは植物だから、生産地が限られ、コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近(南北回帰線の間)の国でしか取れない。
コーヒーと呼ばれるものの品種は大まかにアラビカ種とロブスタ種(カネフィラ種)の二種類で、 この二つは交配できない「種」です。
その下に亜種(ブルボン・ゲイシャ等)が続き、基本的には栽培が難しく、高級で美味しいのがアラビカ種、比較的栽培が簡単で安価、そしておいしくないとされるのがロブスタ種です。
ロブスタ種は専ら缶コーヒーなどの低価格製品向けなので、主にアラビカ種について解説します。
コーヒーは同じアラビカ種でも育つ環境によって味に違いが出るから、基本的には「ブラジル」「エチオピア」「ハワイコナ」など、地名が名前につくものが多く
地名=銘柄という扱いが一般的です。
本来は苗木の種類、生産農園も併記されるべきかも知れないが、そこまで管理できていないものがまだまだ多い。
最近クローズアップされているスペシャルティーコーヒーは苗木、生産者も表記されています。