昨日、中毒学会でカフェインの多量摂取で5年間に101人が搬送され、3人が死亡したニュースが報道されました。
このブログでも、4月に「コーヒーの飲み過ぎと適量の境界線」で書きましたが、
カフェインを肝臓が分解する能力には、人により個人差があり、許容量は目安ですが、中毒学会では1日0.4g(コーヒー3~4杯)エナジードリンクも数本を一気飲みしなければ問題ありません。
問題となっている急性中毒は、一度に1g以上摂取、心停止した7人はいづれも6g以上摂取していたそうです。
カフェインと言えばコーヒーを連想されるのですが、コーヒー1杯に含まれるカフェインは、約0.12gなので、コーヒー10杯を一気飲みしないと、急性中毒の1gを超えず
通常の飲み方では全く問題ありません。
問題なのは、最近良く売られているカフェインタブレットや錠剤です。
ネットでも調べてみたのですが、錠剤100粒が約1,000円で1錠のカフェインはコーヒーより少し多い0.2g程度です。
ただ錠剤やタブレットの問題は、先程書いたようにコーヒー10杯を一気飲みはだいぶキツイですが、徹夜や深夜作業で目を覚ましたいと一気に5粒で急性中毒量を摂取してしまいます。
2015年に九州で20代の男性が亡くなった事例も、エナジードリンクと眠気防止薬を長時間飲み続けたそうです。
コーヒーだけでは軽い中毒症状(めまいや頭痛)は人によりありますが、問題になっているような急性症状は、コーヒー10杯一気飲みでもしないと起こりませんので、
安心して楽しんで下さい。
ただし、眠気防止薬をエナジードリンクやコーヒーと一緒に数錠まとめて飲むのが大変危険なので、ご注意下さい。
今は規制がないので、気軽に買えますが、今後何等か規制があるかもですね!


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