コーヒーに含まれるクロロゲン酸類には、脂肪燃焼効果があることが、いくつもの研究で明らかになっているんです。
では、クロロゲン酸ってどんな成分?
アンチエイジング効果などで知られているポリフェノールは、ほとんどの食べ物や植物に含まれていて、植物自身が酸化から身を守るために働く成分です。
光合成によって植物の中で生産され、その植物の苦みや渋み、色素となる成分です。赤ワインやブルーベリーなどに多く含まれていることでも有名ですよね。
ポリフェノールには非常にたくさんの種類があり、緑茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるイソフラボンもポリフェノールの一種なんですよ。
そして、今回の主役であるクロロゲン酸も、このポリフェノールの一種で、別名コーヒーポリフェノールとも呼ばれ、コーヒー豆に多く含まれる成分なんです。
なぜクロロゲン酸で脂肪が減るの?
気になるお腹周りの脂肪や体重まで減らしてくれるクロロゲン酸ですが、どんなメカニズムでダイエット効果が生まれているのでしょうか。
簡単にいうと、クロロゲン酸の働きにより、脂肪燃焼を邪魔する酵素の発現や働きが低下することや、その影響によって脂肪燃焼を進める酵素が活性化することなどによって、ダイエット効果が生まれるというわけです。
脂肪をエネルギーに代える働きを活発にしてくれるので、コーヒーによって痩せるだけではなく太りにくくもなるという、うれしいサイクルが作られるのですね。