今でこそイギリスの代表的な飲み物といえば紅茶ですが、
17世紀にロンドンのコーヒーハウスが大変な人気を呼び、
単にコーヒーを飲むだけの場ではなく、情報交換や交流もできる大切な場所でした。
ところが、ジャワでコーヒー栽培に成功したオランダが18世紀前半から、
ヨーロッパのコーヒー貿易を独占。
競争に敗れたイギリスは、紅茶に乗り換えて輸入を行ったため、
国内ではコーヒーの価格が暴騰し、
コーヒーハウスでも安い紅茶が出回るようになったのです。
そんななかイギリスの紅茶貿易は発展し国民の嗜好は紅茶に傾いていったのです。


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