コーヒー1杯(約140cc)には約280mgのポリフェノールが含まれ、これは赤ワインと同程度、お茶の約2倍に相当します。
その内、クロロゲン酸は100mg程度だそうです。
もともと、コーヒー豆に4~5%(100gあたり4~5g)も含まれ、かなりの高濃度と言えるでしょう。
しかし、コーヒーは生豆では使えませんから焙煎することで、大幅に減ってしまいます。
クロロゲン酸は最初にコーヒーから発見されたので、コーヒーと思われていますが、
他の野菜にも含まれています。
代表的なのがゴボウで、普通に調理する程度の温度で加熱した後に測定したところ、100g中230mgのクロロゲン酸が確認されたそうです。
ただし、ゴボウも皮に近いところに多く含まれており、綺麗に洗って売っている白いゴボウでは、大幅に含有量が減っている、調理も、あく抜きとして水にさらすと水に流出してしますのでこれでも減ってしまいます。
糖尿病の予防や、抗酸化作用、メタボの改善効果等が期待されるクロロゲン酸ですが、夕飯できんぴらごぼうや筑前煮を食べて、食後に美味しいコーヒーと飲むことで、効率よく摂取が出来ると思います。
医食同源で普段の食事で無理なくバランスよくこのような健康に良い成分を摂取して
美味しく健康になりましょう!
※医食同源(いしょくどうげん)とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで 病気を予防し、治療しようとする考え方。