2017年10月20日、中国のポータルサイト・新浪に、日本人の研究者が、毎日コーヒーを1杯飲むと脳卒中予防になることを発見したと伝える記事が掲載されました。

国立循環器病研究センターの小久保喜弘医長らの研究チームは、45歳~74歳までの男女8万人を対象に、13年間にわたって緑茶・コーヒーの飲用と脳卒中との関係について調査を行った。

その結果、毎日緑茶を2~3杯飲む人は全く飲まない人と比べると、脳卒中の発症リスクが14%低かった。毎日緑茶を4杯以上飲む人では発症リスクがさらに低くなった。脳出血では、毎日緑茶を1杯飲むと発症リスクが低くなり、毎日4杯以上飲むと発症リスクは35%も低くなった。

コーヒーでは、毎週3杯以上コーヒーを飲む人は、全く飲まない人と比べると脳卒中の発症リスクが1割以上低くなった。特に脳梗塞では、毎日コーヒーを1杯以上飲むことで、脳梗塞の発症リスクが2割以上も低くなった。

この結果について研究チームは、緑茶やコーヒーに含まれる血管を保護する成分や血糖値を抑える成分が、脳卒中の発症リスクを低下させたと考えられるとしている


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

珈琲豆のご購入はこちら
Top
ツールバーへスキップ