焙煎する前の、生の状態のコーヒー豆を生豆といいます。
なままめ?きまめ?漢字だけだと、どう読んでいいのか迷うところです。
実は、「なままめ」、「きまめ」、両方とも正解です。
昔からのコーヒー屋さんは「なままめ」、新しいコーヒー屋さんは「きまめ」と呼ぶ場合が多いような気がしますが、必ずしもそうとは限りません。
店長は「きまめ」派です。ちなみに、生豆は英語で「Green Beans」といいます。生豆は薄い緑色をしているので、見た目そのままの呼び方です。

 

この生豆が焙煎で、皆さんの飲まれるコーヒーに変化する過程は、大変面白いです。

まず、焙煎開始~5分は蒸らしと呼ばれ青臭い匂いがしています。

その後5分で豆の色が、きつね色に変わり、そこから段々色が濃くなりコーヒーぽっくなってきます。匂いは香ばしい香りになります。

その後5分で1ハゼと呼ばれるパチパチとはじける音が聞こえだし、香りもコーヒーの香りが漂ってきます。

その後2~3分で次のピチピチと弾ける2ハゼが始まり、豆から煙が出始めます。

これからが数分が大切で、どのタイミングで焙煎を終えるかで、焙煎の度合いが

決まります。

当店は深煎りなので、この2ハゼの後半で豆の具合を確認しながらタイミングを

見極めます。

このとき、香りと言うより薫りの表現がよいような、香ばしい珈琲の薫りが

漂います。

店長は、この薫りが大好きでこの薫りに包まれた時が一番お幸せです。

皆さん、僕にこの幸せな時間を沢山味逢わせて下さい。

ご注文お待ちしております。


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