燃料はコーヒーの香り
米ネバダ大学の研究チームが、コーヒーの残りカスからディーゼルエンジン用のバイオ燃料を安く作れることを発表しました。
チームは、コーヒーの残りカスに15%程度の油脂が含まれていることに着目。油脂から燃料への変換効率は100%だそうで、世界中で毎年出る残りカス700万トンを集めれば、バイオディーゼル燃料の約1割分に相当する量を作れるということです。
ちなみにその燃料は、コーヒーの香りがするそうです。
あまり使い道の無い、コーヒーの残りカス。ご家庭では消臭剤として活用されている方もいらっしゃいますが、大手メーカーの工場で大量に出てくるカスは企業ゴミになるだけです。
もしそのゴミが燃料になるなら・・・環境保護のためにも、有効活用してもらえると嬉しいですね。
(参考記事:朝日新聞 2008年12月21日朝刊より)