コーヒーがダイエットに効果的とされる理由として、
“カフェイン”と“クロロゲン酸”によるものです。
■カフェインの効果
カフェインは脂肪燃焼を促進する効果が有り、
特に運動の20分~30分前にコーヒーを飲むことで、
効率的に脂肪を燃焼させる効果があります。
運動を開始してから脂肪が燃焼してエネルギーに変換するには時間がかかり、
最初は筋肉中に蓄えられているグリコーゲンがエネルギーとして使われます。
「ジョギングなどの有酸素運動は20分以上しないと意味がない」
ということを聞いたことはありませんか?
まぁ、実際そんなことはないのですが、(ここでは詳しい説明は省略)
イメージとしてはそれと同じ感じです。
カフェインを飲用することで血中の脂肪酸濃度が上昇し、
脂肪を燃焼しやすくなるのです。
■クロロゲン酸の効果
肝臓の細胞内には脂肪を燃焼させてエネルギーに変換する、
“ミトコンドリア”という器官があります。
そしてこのミトコンドリアに脂肪を運ぶ“CPT-1”という酵素があり、
コーヒークロロゲン酸は、この酵素を活性化させる働きをします。
結果、コーヒークロロゲン酸を摂取すると脂肪燃焼を促進することができる