カフェインのとり過ぎには注意
カフェインはあくまで毒物指定されている成分ですので、カフェインが良いからといって、コーヒーなどを飲み過ぎたり、カフェインのサプリを過剰に摂るということは控えるようにしてください。
今では一般的となったカフェインですが、その効果としては、眠気や倦怠感を解消して、頭をすっきりとさせる効果があります。
これは、カフェインが神経の働きを強めたり、脳の血管を収縮させたりすることで起こるものですが、しかし、カフェインのパワーはそれだけではありません
最近の研究によると、コーヒーのカフェインは、ウィルスが原因となる病気になるリスクを下げてくれるという驚きの効果が確認されています。
また、インフルエンザの死亡率を下げたり、C型肝炎ウィルスが発がんへと進行するのを予防したりします
人間の体は、ウィルスに感染するとウィルスは細胞の中で増殖し細胞内で炎症を起こします。
そこでカフェインの登場となりますが、カフェインはウィルスを攻撃するというのではなく、この炎症を抑えて、ウィルスが細胞の外へ出て行く事を防ぐという効果を持っています。
また、慢性肝炎を起こすC型肝炎を抑えることから、肝臓がんへと進行するリスクを1/4にまで抑える効果が明らかになっています。
カフェインは慢性炎症を予防する効果がある
アルコール性肝炎を予防する効果も期待されています。
コーヒーに含まれているカフェインには、アルコールの持つ毒性を抑える効果があり
アルコールからくる肝炎になるリスクを下げるという効果もあるんです。
事例として、
1日に2合の日本酒を飲まれる人の場合、コーヒーが、ガンマgtpに及ぼす影響としては、実際に、1日にコーヒーを1~2杯、3~4杯、5杯、とコーヒーを飲む人ほど血中のガンマgtpの濃度が低くなり、カフェインの効果が見られたということです。
コーヒーの肝臓病予防効果は特に優れていて、今は、コーヒーを飲むことを進めている病院も出てきているそうです。