コーヒーのおいしさを余すところなく味わえるのがここでご紹介する「おすすめの味わい方」。
自由に飲むのも楽しいけれど、時にはこういう飲み方も試してみては?
最初のひと口はブラックで
新鮮な品質の良い材料を使って上手に抽出した、いれたてのコーヒーは、どことなく青臭い感じがします。この青臭さが「グラス」。標高の高い産地で採れるコーヒー豆のみがもつ、貴重な味のひとつです。
最初のひと口は、ぜひ、この「グラス」を確かめてみてはいかがでしょうか。また、コーヒーの苦みは砂糖で、酸味はクリームで中和することができます。
クリームはコーヒーを引き立て、コクのあるまろやかな調和のとれた味をつくりだす役目も持っていますので、ブラックで飲んだあと砂糖を入れて一口味わい、最後にクリームを加えて味の変化を楽しんでみてください。
カップに注ぐ適量は
カップの適量は7〜8分目。ついつい、カップにはたっぷりと注いでしまいたくなるものですが、そこは抑え目にするのがマナーです。カップを手にしたとき、ちょっとゆれてもこぼれないための心くばりです。
受け皿は上手に活用
喫茶店やレストランなど、テーブルが前にある場合はカップだけを持っていただきますが、立食パーティなどでテーブルが離れている場合には受け皿を持ちながらいただきましょう。
そしてさめないうちにいただくことも大切。熱くておいしいうちにいただくことは、何より上手な飲み方であり、マナーなのです。