コーヒーがヨーロッパの舞台に登場した17世紀の幕開け、当時のヨーロッパにはまだ磁器を焼く技術がなく、日本の伊万里焼をはじめ東洋の磁器は「白い黄金」と呼ばれ珍重されました。
そんな時代、ヨーロッパの王侯貴族は、海を越えて運ばれた日本の湯飲みでコーヒーを飲んでいたと言います。
その証拠に、のちにヨーロッパでも磁器づくりが行われるようになった初期の頃には、湯飲みをマネしたような取っ手のついていないカップが作られていました。
コーヒーを湯飲みに注いで味わえば、当時のヨーロッパ貴族の気分が味わえるかも!?