コーヒーが貴重な飲み物であった時代のヨーロッパでは、一般的にコーヒー豆の代用として「チコリの根」が使用されていました。
鉄血宰相として知られているドイツのビスマルクは、ある日、宿屋の主人に「チコリをあるだけ持ってこい!」と命令。全て出させてから、「では、コーヒーをいれてくれ」とニッコリ笑って言ったそうです。
「大好きなコーヒーに混ぜ物をされたのではたまらない!」と考えた、コーヒー愛好家であるビスマルクならではの知恵だったのでしょう。大好きなものへのこだわりって、いつの時代でも共通ですね。


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