世界の一人当たりコーヒー消費量は、ICO統計を見てみるとダントツでルクセンブルクとなっており、コーヒー生産国のブラジルは第9位で、日本は15位となっています。だけど、ルクセンブルクは統計上によると、国民1人当たり、1日7杯以上コーヒーを飲む計算になります。「本当に7杯以上、飲んでいるの?」と疑いたくなりますよね。

実は統計の数値の裏には見えない事情があるようです。ルクセンブルクは税率が低いため、近隣諸国から買い物客がやってきて、コーヒーを買っていくそうです。だから、計算上は国民1人当たりのコーヒー消費量が高くなってしまうんだとか。

例として、ルクセンブルクに隣接するドイツをあげると、ガソリン価格がドイツよりも平均20パーセント割安なことから、週末に車を満タンにするためにわざわざルクセンブルグにでかけ、そのついでにコーヒーを含めた食品やタバコ等を買っていくドイツ人が多いといいます。実際にコーヒー価格を比較するとドイツの約半額の価格で購入できるそうです。その他の近隣諸国ベルギー、フランス、オランダからも同じような買い物客がルクセンブルクに来るそうですから。一人当たりのコーヒー消費量が世界一と言っても、実態は異なるようですね


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