マロンズコーヒーブログ

 

コーヒーは、赤道をはさんだ北緯25度と南緯25度の間(コーヒーベルト)の約70カ国で生産されています。
その生産は、コーヒー農園でコーヒーの木の栽培と果実の収穫が行われます。さらにそのまま、生豆(なままめ、きまめ:生のコーヒー豆のこと)を取り出すコーヒー豆の精製と呼ばれる加工作業までが、コーヒー農園で行われることが多いようです。
コーヒー豆の生産

精製された生豆は、選別・等級付けされてから消費国に輸出されます。
コーヒー豆の精製

生豆は消費地においてコーヒー独特の香味を生み出すために焙煎され、場合によっては、消費される場所に住む人の好みに合わせて、複数の焙煎豆を混ぜてブレンドされます。
コーヒー豆の焙煎

その後、粉砕(グラインド)により細かい粉状にされてから、水や湯で抽出されて、飲用に供されるコーヒーが出来上がりです。
おいしいコーヒーの淹れ方へ

このように、コーヒーは多くの人の手に渡り、多くの手間をかけて、皆様の食卓や喫茶店、カフェなどで、多くの人に安らぎを与える飲み物となるのです。 @コーヒー事典

 

 

Gettysにて、Marron’sCoffeeモニターキャンペーンが始まります。

今回は、マンデリン100gを5名様です。

どんどんご応募下さいね!

gettys

★モニターの方の声です。

モニター:Marさん評価:★★★★★投稿日:2016/09/07

カフェオレがめちゃめちゃ美味しい!

コロンビアシエラネバダ フェアトレード&オーガニック

ネルドリップとペーパーで。一般的なペーパーでのレビューを記載します
豆の挽き方はペーパードリップ用の中粗びき
(私は濃い目は得意で、酸味に敏感な嗜好です。)

●濃い目のブラック。ホット。たっぷり300mlくらい
かなり濃くいれてみました。私の感覚では
苦味☆☆   濃さの割には苦味は強くなく、お菓子タイム以外でもゴクゴク。リーンなパンとも相性バツグン♬
コク☆☆☆☆  まったり感あり、それでいてしつこくないキレ
酸味☆☆☆☆  全体に広がる酸味はフルーティに感じました
独自のフレーバー感☆☆☆☆ 個性があります。形容できません。サイトの説明だとナッツ感もあるようです。

コンビニや一般的なブレンドコーヒーでは味わう事のない、専門店で選ぶコーヒーという感じ
薄めにすると、コクが弱くなり酸味が目立つ気がしました

●カフェオレ。ホット(低脂肪乳:濃い目コーヒー=2:1)
いいです!カフェオレオススメです。
このコーヒー特有のフレーバーと酸味が、ミルクと合う!すごいハーモニー!
コーヒー牛乳とはまるで違う、ミルクのはいったフレーバーコーヒー♬
今まで味わった事のない、嬉しいカフェオレになりました。
牛乳はためしていませんが、低脂肪乳だとスッキリまとまって、尚更飲みやすかったです。

●ショップ様のコーヒーへのこだわりと配慮
当選後はまず、メールがきまして、「豆の挽き方」を選択いたしました。【豆の挽き方】
1. 豆のまま 2. 中粗びき(ペーパードリップ)3. 中細挽き(サイフォン) 4. 極細挽き(エスプレッソ)
おいしく飲んで欲しいという意気を感じました。こだわりが感じられ、他の豆も期待できますね

コーヒー大好きさんも、そこそこな方もぜひ味わって見て欲しいコーヒーです。
コーヒーって奥が深いんだなって再認識いたしました。

その他のレビューはこちら
Getts

初心者のための、コーヒー豆基礎知識② 国ごとの特徴

コーヒー豆の基礎知識第2弾。

こちらではコーヒーの種類、原産国を紹介していきます。

コーヒー豆の種類とは?

コーヒー豆の種類とは?|「初心者のための、コーヒー豆基礎知識② 国ごとの特徴」の1枚目の画像

コーヒーは植物だから、生産地が限られる。

具体的には、コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近(南北回帰線の間)の国でしか取れない。

コーヒーと呼ばれるものの品種は大まかにアラビカ種とロブスタ種(カネフィラ種)の二種類ある。
この二つは交配できない「種」であり、その下に亜種(ブルボン・ゲイシャ等)が続く。

基本的には栽培が難しく、高級で美味しいのがアラビカ種、比較的栽培が簡単で安価、そしておいしくないとされるのがロブスタ種だ。

と言っても、ロブスタ種は専ら缶コーヒーなどの低価格製品向けで、豆を調べてみようという方は気にしなくて良い。

そのため、主にアラビカ種について解説する。

コーヒーは同じアラビカ種でも育つ環境によって味に違いが出るから、基本的には「ブラジル」「エチオピア」「ハワイコナ」など、地名が名前につくものが多い。地名=銘柄という扱いが一般的だ。
本来は苗木の種類、生産農園も併記されるべきかも知れないが、そこまで管理できていないものがまだまだ多い。

(当店はそこが管理されているスペシャルティーコーヒー専門店です。)

品種や農園等、こだわりだせばきりがないのだが、今回はベースとなる原産地ごとのコーヒーのおおまかな特徴を紹介したい。

 

代表的な原産国ごとのコーヒーの特徴

ブラジル

言わずと知れたコーヒー生産世界第一位の国、ブラジル。

国土が広大で多様性があるため、ほとんどの品種を栽培できる。

ブラジルコーヒーは一言でいうと、オールマイティ。

どんなブレンドにもあう。

反面、輸出される前の段階で品種がミックスされてしまうことが多く、「シングルオリジン」と言えるものは少なかったりする。

最近は改善されつつあるが、ブラジルでは量を重視して品質は二の次の傾向があった。

一般的にブラジルコーヒーは当たり外れが大きい、と言われるのは、そういった理由だ。
もっとも、近年高い評価を受ける農園では品種の選定などもしっかり行われている。

どんなロースト、どんなブレンドにもマッチするので、ブレンドのベースとして使われることが多いが、
シングルで飲むならシティ~フルシティが一般的。少し苦めの味が好きな方に。

特に、コーヒースタンドでは一番苦いものとして置いているところが多い。

 

ジャマイカ

ジャマイカコーヒーと聞くとぴんと来ないというなら、「ブルーマウンテン」ならどうだろうか。

コーヒーの王様と呼ばれるブルーマウンテンは、ジャマイカ内陸のブルーマウンテンという山脈で取れるもの。

いわゆる最高級品として有名な銘柄であり、香り高くコクがあり、バランスのとれた味わい。ブレンドコーヒーの香りづけとして使われることも多い。

いわゆる日本人が好む味と言われている。
なお、ブルーマウンテンは原産地が限られ、かなり稀少。日本では偽物が出回っていたりするので注意。

コロンビア

小規模農家の多いコロンビアは、近年スペシャリティコーヒーに力を入れている。

アラビカ豆のみを栽培し、独特の甘味のある味わい。

もともとはブラジルと似てやや粗製乱造のきらいがあったが、ここ数年は高級品となってきている。

サードウェーブでもよく見かける銘柄の一つ。
ちなみにCMでよく見る「エメラルドマウンテン」はコロンビアの高級コーヒー豆のブランドである。

ハイ~シティローストで。

 

ハワイコナ

ハワイ島西部、コナ地区で生産されるもの。

高級コーヒーとして有名。
ちなみにオアフ島で市販の100パーセントコナコーヒーを買おうと思うと、100グラム3500円以上する。(観光地価格なのだろうが・・・)

酸味と言えばコナコーヒーと言われるほど強い酸味があり、クセになってしまう人も多い。

酸味が強いものの、上品で、雑味が少ない。日本だと、おなじみのホノルルコーヒーや、アイランドビンテージコーヒーなんかで本格的なコナコーヒーの味を試せる。

ブレンドのアクセントで酸味をつける使い方が多い。

ストレートで飲むなら酸味を生かすため、シティが良い。

高価だが、好きな人にはたまらない味である。

グアテマラ

スペシャルティーコーヒーの元祖と言われるのがこのグアテマラ。

スペシャルティーコーヒーの黎明期に、シングルオリジンの豆が一番多く流通していたため、こう呼ばれる。
コーヒーが持ち込まれた歴史はかなり古く、昔から大小さまざまな規模で栽培がおこなわれてきた。
個々の農園ごとに種類を管理し栽培しているために、一般的に質の高いものが流通している。

サードウェーブと親和性が高く、コーヒースタンドでミディアムやハイローストで見かけることが多い。
個人的には、シティが一番おすすめ。

 

インドネシア

インドネシアは、複数の島に分かれ、様々な味のコーヒーを生産している。
その中でも、スマトラ・マンデリンとスラウェシ・トラジャが有名だろう。

・マンデリン
スマトラ島で作られるマンデリンは、高級種として有名。

基本的に酸味が少なく、かなり苦味が強い味となっている。

スペシャルティーコーヒーとしてはマイナーだが、昔ながらの喫茶店なんかでおいしく飲める。
深煎りで、苦味を楽しむのにベストマッチ。

 

自分で淹れて飲むコーヒーは、ブレンドから始めることが多いと思う。

それはそれでいいし、本当においしいブレンドだってたくさんある。

しかし、「お気に入りの一杯」を自分で淹れるためには、やはり豆の種類くらいは知っていてほしい。

コロンビアの甘みが好きだけど、もう少し苦いブレンドなどといったことが言えるようになってくると、自分の求める味を手に入れやすくなるんじゃないかな、と思う。
コーヒーロースターやスタンドでいろいろ質問してみるのもおすすめだ。

大抵の場合、初歩的な質問にも快く答えてくれる。(しばしば長話になるのだが。)

どの豆が好きなのか、シングルオリジンがいいのか、ブレンドがいいのか。

そんなことをちょっとだけ気にして、自分なりの最高の一杯を見つけ出してほしい。

 

 

 

 

 

初心者のための、コーヒー豆基礎知識① 焙煎(ロースト)について

コーヒー豆の基本的な知識について説明します。

 コーヒーの味を決めるものはなんだろう。淹れ方だろうか。器具だろうか。それもあるだろう。
しかしながら、一番大事なのは間違いなく「豆」だ。
特に、サードウェーブブームでシングルオリジン(ブレンドしていない)のコーヒーが注目を浴びている今、コーヒー豆のことはある程度知っておきたい。

焙煎(ロースト)の種類

焙煎(ロースト)の種類|「初心者のための、コーヒー豆基礎知識① 焙煎(ロースト)について」の1枚目の画像

コーヒー豆は生だと白い。

それが焙煎(ロースト)されて、よく知ったあの色になる。
焙煎には度合いがあって、大きく
・浅煎り
・中煎り
・深煎り
の三つに分けられる。
さらにそれを細かくした8つの段階で表すのが一般的だ。

浅煎り

浅煎りは、ライト・シナモンの二種類。
黒というより褐色・シナモン色のコーヒーだ。
コクや苦みはほとんど出ないが、酸味がかなり強い。
ライトよりシナモンのほうが焙煎が進んでいて、コクや苦みが少し強くなる。

 

中煎り

焙煎(ロースト)の種類|「初心者のための、コーヒー豆基礎知識① 焙煎(ロースト)について」の6枚目の画像

中煎りは、浅い順にミディアム、ハイ、シティの3つ。エチオピアやグアテマラ、コスタリカなんかに合う。

・ミディアム
栗色で、酸味がかなり強い。

シングルオリジンで、特徴がストレートに出やすいロースト。

※シングルオリジン・・・ブレンドしていない単一品種という意味、いわゆるストレートコーヒー
・ハイ
色は少し濃い茶色。ミディアムよりは弱いが、酸味は強め。おそらく日本で一番多く飲まれているローストだ。
・シティ
中深煎りと呼ばれるもので、色は黒に近い茶色。酸味はかなり薄まり、苦味もそこまで強くはない。
個人的には、一番万人受けするのがこのローストなのかな、と思う。

深煎り

深煎りは、フルシティ、フレンチ、イタリアンの3つ。全体的に苦味、コクが強く、酸味は弱くなる。ケニア・ブラジル・インドネシアなど。

・フルシティ
アイスコーヒーに一番オススメなのがこのロースト。わずかに酸味が残り、味が強い。
・フレンチ
苦味がかなり強く、ミルクと合わせて飲んだり、カフェラテやカフェモカ等のコーヒーアレンジに向いている。エスプレッソにも。
・イタリアン
もっとも焙煎が進んだ状態。黒く、表面は脂分が浮き出ている。苦く、香ばしい。名前の通りエスプレッソや、コーヒーアレンジに。

焙煎(ロースト)の種類|「初心者のための、コーヒー豆基礎知識① 焙煎(ロースト)について」の10枚目の画像基本的に、日本のいわゆる純喫茶で昔から出ているコーヒーはハイ~フルシティ。
最近流行のサードウェーブ系コーヒースタンドだと、ミディアム~ハイが多いように感じる。
コーヒーの焙煎度合いは、味の一番の決め手となるので、チェックしておいてほしい。

今回は基礎的なローストの知識について書いたが、これくらい知っていれば、コーヒーロースターで混乱してしまうことは避けられるはずだ。

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