マロンズコーヒーブログ

お酒が好きな方は、アルコールの摂取によって健康に害を来たす事もあります。コーヒーには、さまざまな健康効果がありますが、お酒好きの方にも嬉しい効果をもたらしてくれます。お酒はやめられないけれど健康も気になる・・・という方に必見の情報をまとめてみました。

コーヒーの肝機能の向上効果

お酒が好きな方が気を付けなければいけないのは「肝臓」です。お酒の飲み過ぎによって「脂肪肝、アルコール性肝炎、肝硬変」など様々な病気へと発展することがあります。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていますので、なかなか病気を発見しづらいためお酒好きの方は、日頃から肝臓を労わる生活習慣を心がける事が大切です。

コーヒーには、「肝機能」を改善する働きがあり、「脂肪肝」の予防にも効果的です。アルコールの量や肥満の有無にかかわらず、コーヒーを摂取すると肝機能を改善する研究データが出ており、国立がんセンターにおいてもコーヒーを飲む人ほど、肝がんを予防すると発表しています。

コーヒーの二日酔い予防効果

「二日酔い」は、お酒が好きな人なら1度はやらかした事があるのではないでしょうか?頭痛や吐き気などの二日酔いの症状は、一刻も早く治したいと思いますよね。

コーヒーには、二日酔いの改善にも効果をもたらしてくれます。二日酔いの症状は、アルコールを分解する時に発生するアセトアルデヒドという物質によるものです。アセトアルデヒドは毒性が強く、発がん性もあるのでお酒の飲み過ぎには注意しなければばりません。

二日酔いを早く治すためには、体の外にアルコールを排出してアセトアルデヒドを抑えることが必要となります。コーヒーには利尿作用があるため、アルコールの排出に効果的です。また、頭痛にもコーヒーの血流改善効果が働くため、二日酔いにコーヒーを飲むことはおすすめです。

ただし、コーヒーは強い香りを持っていますので、二日酔いがヒドイ方は香りが気分を害する恐れもあるため、無理はしないように気を付けてください。

「コーヒー摂取はメタボリック症候群と負の関連性(改善効果)がある」という論文が2007年に発表された。これは栄養士と組んで詳細な栄養調査を行い解析したもので、そのなかでコーヒーに着目したのは、「代謝異常の塊」とも言われるメタボリック症候群にあった。

「代謝異常の根底にあるのは内臓に溜まった脂肪です。わかりやすく言うと『脂肪肝』の存在があります。脂肪肝にはサイトカインという物質がありまして、これが人体に悪い影響を及ぼすといわれています」
そこでコーヒーと緑茶がメタボリック症候群に及ぼす関係を探ったのだ。

図1を見てほしい。これは解析した、コーヒーと緑茶のそれぞれの飲用量(1日あたり)とメタボリック症候群のコンポーネント数の関係を表したもの。縦軸はコーヒーと緑茶の飲用量(ml)、横軸がメタボリック症候群のコンポーネント数である。

コーヒーを毎日多く飲んでいる人ほどメタボリック症候群のコンポーネント数が少ない。しかし、緑茶は飲用量とコンポーネント数に関係性が見られない。
※年齢、性別、飲酒、喫煙、運動習慣、摂取総カロリー数で補正
Hino A, Adachi H, et al. Diab Res Clin Pract 2007

コンポーネント数とは、高血圧や糖尿病を1と数え、これらが複合している場合は2となり、ウエスト径が大きい、高血圧で脂質異常があり、糖尿病などを併発している人を3以上ととらえたもの。0とはメタボリック症候群の兆しが見られない人のこと。

結果は、緑茶が飲用量とコンポーネント数に関係性が見られないのに対して、コーヒーは毎日多く飲んでいる人ほどメタボリック症候群のコンポーネント数が少ないことがわかった。つまりコンポーネント数が「0」の人を頂点に、コンポーネント数が多くなるにつれてコーヒーの飲用量は少なくなる。

「当時は飲用量をコーヒーのカップ数で分けている論文が多かったのですが、私たちは飲用量をmlとして聞き取り調査をしましたが、きれいに結果が出ました。いろいろな項目で補正しても、この傾向は変わりませんでした」

コーヒーを飲むことがメタボリック症候群を改善に向かわせる理由について、「あくまでも仮説ですが、コーヒーに多く含まれるカテキンの作用が考えられます」

カテキンといえば緑茶にも多く含まれているイメージがあるが、それは玉露など高級なお茶のことで、実は普段飲む煎茶や番茶にはカテキンはあまり入っていないそうだ。

「コーヒーは、そのもとになっているクロロゲン酸が豊富です。」

「食後のコーヒー」理由は色々

コーヒーは「口臭予防効果」があるせいか、食後に飲むと口の中がサッパリします。
特に、ミルクやクリームを入れないで飲むとサッパリ感が増すような気がしますね。

また食事と一緒にお酒を飲んだ場合は、最後にコーヒーを飲むと効果的です。
コーヒーに含まれるカフェインには、肝臓でのアルコール分解を促す働きがあり、さらに利尿作用もあるので、アルコール分解後の老廃物も体外へ排出されやすくなるそうです。

その他「もう一品欲しい時に、コーヒーを飲むと食欲が落ち着く」という意見や、お腹一杯の時に「これで食べ終わり!」と締めくくるのにも役立つという意見もよく伺います。

また「食後には甘いモノを食べないと気が済まない!」という方は、お菓子の甘味を引き立たせるために苦味のあるコーヒーを選ぶことも多いです。
食後のコーヒーの理由は、本当に色々とありますね。

 

 

●お値段を検証

牛乳パック詰めのアイスコーヒーが、1本(1リットル)で198円で売っている
とします。
そのアイスコーヒーは、通常スーパー等の小売店向けに1本70円~80円で
取引されるそうです。
100円ちょっとの上乗せ分は、一日中冷蔵庫で冷やしておく必要があります
し、味期限切れで在庫処分という最悪のケースも考えると当然のことかも知
れません。

●格安アイスの中身は?

とりあえず、コーヒー豆専門店で販売されているようなでアラビカ種100%
ではありません。

主にロブスタ種の豆が使われます。
ロブスタは、インスタントコーヒーの原料としても良く使われ、安価で抽
出時に色が出やすく、濃いコーヒーを演出してくれるのが特徴。
味わいは・・・単独で飲むと泥臭くてビリビリと刺激があり、かなり強烈
な味わいです。
カフェインもアラビカ種の約2倍含まれているので、体への刺激も強くな
ります。
#ただし、ロブスタを深煎りにして2割程度の配合に抑えたブレンドであ
れば、結構美味しいコーヒーになったりします。

ロブスタのおかげで、薄いコーヒーでもしっかり色が付きます。そこにコ
ーヒーの香りがする薬品(香料)でも入れれば、ばっちりコーヒー味に!
本当に香料の威力って、すごいなーと感心してしまいます。
「赤色にしてイチゴの香料を入れれば、イチゴ味!」と良く似ていますね。

このようなアイスコーヒーだと、どうしてもミルクやガムシロップを沢山
入れてしまう、という話は良く聞きます。
新鮮で美味しい豆から作ったアイスコーヒーだったら、ブラックで十分美
味しいのですが・・・。

先日友人から「同じ豆で、同じ様にコーヒーをいれているのに、日によって味が全然違うのはなぜ?」という相談を受けました。
それはちょっとおかしいですね。
確かに焙煎後何日経ったかで微妙に味わいは変化していきますが、昨日と今日で全然違うということは無いはず・・・。
そう思いながら、とりあえずご近所だったので実演してもらいました。そして、抽出する前からその恐るべき(?)原因は明らかになったのでした!

高度な技が原因

原因は、ペーパードリップでカップに直接抽出していたことにありました。
彼女はいつも2人分コーヒーをいれるのですが・・・。
1つ目のカップが一杯になったら、2つ目のカップにドリッパーをサッと移動、引き続き抽出・・・という高度な技を使っていたのでした。

このような技を使うと、1つ目と2つ目では全く違った味わいになります。本当に同じ豆?!と言いたくなるくらい違うので、サッと移動するタイミングが微妙にずれれば、文字通りいつも違う味わいを楽しむ(?)ことができる訳です。
では、コーヒー専用のサーバー(受ける容器)が無いとちゃんと抽出できないかというと。
別に専用サーバ-が無くても、急須でも何でも代用できます。要は、人数分のコーヒーを温めた容器で受けて、コーヒー液が均一になるようにするのが大事ということです。適量の湯で抽出が終わったら、温めた各々のカップに注ぐようにしましょう。
※カップやサーバをよく温めておきましょう。冷たいままだと、コーヒーが冷めてしまいます。

本当にコーヒー豆の持つ独特の風味や味わいを堪能したかったら、やはり「均一」に「適量」抽出することが大切ですね。

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