マロンズコーヒーブログ

コーヒーは「珈琲」「可否」「架非」「加非」「可喜」「過稀」「骨非」「古闘比以」など、様々な漢字で書かれてきました。 現代では「珈琲」という漢字が一般的ですが、この漢字は中国で使われていた「�稀�汲」(王偏ではなく口偏)という字を 江戸時代後期の蘭学者、宇田川榕菴(うだがわ ようあん)という人物が「珈琲」と書いたのが初まりであるようです。
「珈」は玉飾りを、「琲」は珠をたくさんつなぎ止めたものを意味しますので、コーヒーの実がなる様子を連想する漢字が当てられたのでしょう。
コーヒーチェリー(コスタリカ)

深煎りだとカフェインが多いという説、逆に少ないという説、両方が世間では語られていますが実際にはどうなのでしょうか。

焙煎によって減るカフェインは浅煎りが約10%で、深煎りが約15%。 生豆の量が同じであれば、深煎りのほうが約5%ほどカフェインが少ないといえます。 しかし、浅煎りにする時と深煎りにする時では重さの減り具合が違います。 焙煎した状態で同じ量の豆同士を比較しなければ意味がありませんので、 これをもって深煎りのほうがカフェインが少ないとは言えません。

浅煎りと深煎りで実際にどのくらいのカフェイン含有量になるのかをざっと計算してみます。
焙煎豆10g同士で比較するとして、生豆のカフェイン含有率を仮に1%とします。

浅煎りだと生豆の状態に比べて全体の重量が約15%、カフェインが約10%ほど減りますので、
浅煎り10gに含まれるカフェインの量は、(10/0.85)×0.01×0.9=0.10588g。105.9mgです。

深煎りだと生豆の状態に比べて全体の重量が約20%、カフェインが約15%ほど減りますので、
深煎り10gに含まれるカフェインの量は、(10/0.8)×0.01×0.85=0.10625g。106.3mgです。

少しだけ深煎りのほうがカフェインが多いという結果になりました。
しかし、その差はほんの僅か。ほぼ同じと言っていいでしょう。

アラビカ種の豆(ストレートで飲むのは、ほぼすべてアラビカ種のコーヒーです)のカフェイン含有率は、ものによって0.9%から1.4%ほど。 最大で1.5倍ほど含有量に差がありますので、焙煎の深さによる差よりもずっと大きいと言えます。

結論としては、「浅煎りも深煎りもカフェインの量は大差ない。豆の種類による差の方がずっと大きい。」

 

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お薦め珈琲

 

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良い生豆、良い焙煎、良い抽出の3つが美味しいコーヒーには必要です。

高品質な焙煎豆を使えば、ある程度抽出が下手でも、それなりに美味しいコーヒーを淹れられます。 しかし、すばらしい抽出テクニックを持っていても、ひどい焙煎豆では、せいぜいそれなりのコーヒーまでしか淹れられません。

高品質な生豆を使えば、ある程度焙煎が下手でも(といっても限度はあります)、それなりに美味しい焙煎豆を作れます。 しかし、すばらしい焙煎テクニックを持っていても、ひどい生豆では、せいぜいそれなりの焙煎豆までしか作れません。

3つの要素の比重は、生豆が一番大きく、次に焙煎、最後に抽出であると言えます。

当店の珈琲豆は、スペシャルティーコーヒーの高級豆を使用しております。

是非、お試し下さいね💛

インドネシアでとれるマンデリン
赤道を中心として大小約13000もの島々からなるインドネシアは、 コーヒー生産量 世界第3位の国です。 ロブスタ種が中心で、アラビカ種はジャワ島、スラウェシ島、スマトラ 島で生産されています。  とくにスマトラ島産のマンデリンは、強い苦みがあり、インドネシアを代表するコーヒーです。

マンデリンは、スマトラ島北部、北スマトラ州で生産されてます。 インドネシアのコーヒーに占めるアラビカ種は、10%程度と少なく、 マンデリンは特に生産量が少ないので、非常に高価で貴重です。  一方、ロブスタ種は、90%を占めており、なかでもジャワロブスタ は、病中害に対して抵抗力が強く、アラビカ種とのブレンドに使われ たりしています。  

(味わいかたのヒント)  寝不足や寝起きで頭がスッキリしない時などは、とりわけ苦みの 強いマンデリンは、お勧めのコーヒーです。 また、マンデリンの力強い苦みや独特の香りを心ゆくまで堪能したい という方には、ブラックをお勧めします。 芳醇な味わいは、砂糖やミルクをたっぷりといれたカフェ・オ・レ にも向いています。 是非、一度お試しください。 くせになってしまいますよ。

当店のマンデリンは、リントン地区にあるドロッサングールで作られる最高級な豆を使っており、強い苦みとその中にほのかな甘みのある、美味しい珈琲です。

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マンデリン(インドネシア ムンテ・ドライミル ドロッサングール)200g

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