マロンズコーヒーブログ

コーヒー好きな人に朗報です。ハフポストUS版に7月に発表された記事にコーヒーと健康状態との関係性を明らかにしたものがありました。

2つの研究結果とも、コーヒーを飲めば飲むほど心臓病などの死亡リスクが下がることを示唆しており、その効果は、デカフェ(カフェイン抜き)でもカフェイン入りコーヒーでも同じだったそうです。
1つ目の研究では、アフリカ系アメリカ人、日系アメリカ人、ハワイ先住民、ラテン系、白人を含む、複数の人種にまたがる18万5000人のデータを16年間に渡って調査し、研究者は、コーヒーの消費パターン、個々人の健康データ(たとえば喫煙するか、あるいは持病があるか等)を質問によって調べた。

研究は、コーヒーの消費が多いほどハワイ先住民を除く、全人種で死亡リスクの低減につながると結論づけた。ハワイ先住民には目立った差はなかった。1日に2〜4杯のコーヒーを飲んでいた人は、飲まなかった人にくらべて、心臓病、脳卒中、がんなどの病気で死亡するリスクが18%低かったという。
もう1つの研究は、1つ目の研究とは無関係で、ヨーロッパ10カ国の52万人を16年に渡って調べたもの。研究者は、コーヒーの消費が死亡リスク、とくに消化器系と循環器系の病気による死亡リスクを低下させたことを発見した。この効果はすべての国で見られ、場所による差異はなかった。

ただしこれらの研究については少々反論すべきことがある。

1つ目の研究では、コーヒー1杯を8オンス(約240cc)と定義しているが、コーヒーの種類や中に何が入っていたかは分からない。そのため、クリームや砂糖などの添加物、あるいは豆の種類などが違いをもたらすかどうかははっきりしない(飲み物に何かを加えると、カロリーを高くなり、健康にはあまり良くないので、注意したほうが良い)。また研究では、個々人が飲んだコーヒーにどのくらいカフェインが入っていたかも調べられていなかった。

研究が明るい結果をもたらしたとはいえ、コーヒーは寿命を延ばす魔法の薬だと期待して、ガブガブ飲んではいけない。

研究者は「コーヒーを飲むことが病気を防ぎ、寿命を延ばす方法だと推奨するには、まだ十分ではない」とNBCの「トゥディ」は報じている。
コーヒーの効果を検証するには、さらなる研究が必要だろう。

同時に、あなたの健康を増進させるには、健康的な食事を心がけること、ストレス管理や運動など体に良い生活習慣を維持することが得策だ。

とはいうものの、これらの新しい研究は「コーヒーはストレスを軽減し、肝臓の健康に効果があり、頭脳を明晰に保つ可能性がある」と示した以前の研究を補強するものだ。だから、もしあなたがコーヒー好きならその習慣を続けるといいだろう。

 

参考記事:ハフポストUS版

下北沢病院の管理栄養士・田口圭子先生は、最近多く出ているエナジードリンクについてお話しされてます。

「エナジードリンクは、疲れや美容などに効果が期待できる成分を配合したドリンクですが、特定の有効成分が含まれる“医薬部外品”とは異なり、“清涼飲料水”に分類されています。

つまりコーヒーなどと同じカテゴリーです。だから医薬部外品よりも気軽に日常生活でとり入れやすく、最近人気を集めているんですよ」

「エナジードリンクにはカフェインやビタミンB群など、さまざまな成分が含まれています。

医薬部外品は、疲労や体力が低下しているときの栄養補給などの効能がありますが、エナジードリンクは日常の食事だけでは摂りにくい成分を補いたいときや、集中力を高めたいときに選べる気軽さがいいですね。炭酸が入っているものは、スッキリして気分のリフレッシュにも効果的だと思いますよ」と田口先生は言います。

ただし、海外のものには、日本では「医薬部外品」にか認められていない成分が入っていたりしており、飲み過ぎに注意が必要で上手に飲みましょうと言われています。

 

カフェインといえば、コーヒーの成分の代表選手ですが、最近カフェイン中毒で亡くなる事故がちらほらありますが、その原因の一因がこのエナジードリンクだそうです。

 

詳しくは、 効果はあるの?飲み過ぎは危険?エナジードリンクの真実

効果はあるの?飲み過ぎは危険?エナジードリンクの真実

http://fufufu.rohto.co.jp/series/jyoshiki/1531/

 

 

参考ROHTO

 

 

コーヒーを飲むと成人病に効果があるって本当?
コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)に、血糖値を調整する働きや、余分なコレステロールを代謝するHDLを増やす働きがある可能性が。また、カフェインがインスリンの分泌を促進させる働きがある可能性などが研究されています。コーヒーを飲むだけで予防ができるわけではありませんが、悪い影響はないようです。
コーヒーががんの発生率を下げるって本当?
クロロゲン酸(前記参照)には、赤ワイン、緑茶、ココアに含まれるポリフェノール同様、LDLコレステロールの酸化を抑える効果があります。“がんの発生を抑える”とは言えませんが、活性酸素が遺伝子を傷つけることがガンの発生の要因なので、活性酸素を抑える役目を果たすポリフェノールを摂取することで効果があるのではないかと言われているようです。
どんなコーヒーを飲むといいの?
きちんとフィルターを使って抽出したコーヒーであれば、どんなものでも大丈夫。カフェインが気になる方は、カフェイン抜きのコーヒーでもポリフェノールの含有量は同じです。またインスタントコーヒーも、フィルタードコーヒーをフリーズドライしたものなので同様の効果が得られます。ミルクや砂糖を入れるとカロリーの過剰摂取になるので、ブラックで飲むほうがおすすめです。
どのくらい飲むといいの?
1日に1000〜1500㎎のポリフェール摂取が理想的と言われています。これをコーヒーに換算すると1日約5杯(1杯150㎖)。緑茶だと平均的な濃さのもので約10杯となります。一度に大量に飲むのではなく、カフェインの影響も考えて、3時間ほど時間をあけて飲むのがおすすめ。朝食後、10時の休憩、昼食後、3時の休憩、夕食後にコーヒーを楽しむのは理にかなっているということですね。

 

 

 

参考:ROHTO

日本に普及し始めたのが戦後と歴史の浅い飲み物であることと、80年代に発表されたコレステロール値を上げるという学説がなかなか払拭されないことで、コーヒーの色が黒いということなど見た目も原因だと思われます。

またカフェインを含んでいるので、刺激物に敏感な子どもや妊婦さんが飲まない方がいいと言われることも要因かもしれません。

コーヒーのカフェインはカラダに悪い?

カフェインのおもな作用のひとつに覚醒・興奮作用があります。

カフェインには依存性があると言われますが、日常生活で食品から摂るレベルでは問題ありません。

一度に大量(約300㎖以上)に飲むことを避け、時間をあけて飲みましょう。

ちなみにコーヒー1杯に50mg~100mgなので一度に3杯~5杯を飲まなければ問題ないでしょう。

妊婦子どもは本当に飲んじゃダメなの?

肝臓の機能が未熟な胎児は、カフェインをうまく排泄できません。

また、カフェインは胎児の発育に影響があるという報告もあるので、避けた方がよいと言われています。

覚醒・興奮作用があるので、身体も小さく、刺激物に敏感な子どもにも避けた方がベターだそうですので、妊婦さんやお子様にはカフェインのみを抑えたカフェインレスコーヒーをお勧めします。

 

参考:ROHTO

ポリフェノールとは、植物が自身を活性酸素から守るために作り出す物質で、抗酸化物質の代表です。

分子内にフェノール性水酸基を複数(ポリ)もつ植物成分の総称なので、「ポリフェノール」と呼ばれています。

ポリフェノールは、8000種類以上もあると言われています。植物に広く分布し、子孫を残すための種子や、紫外線による酸化ダメージから守る必要がある葉に、特に多く含まれます。ポリフェノールで思い浮かぶのは赤ワインやココアでしょうか。

他には、お茶のカテキンやブルーベリーのアントシアニン、カレーのクルクミンもポリフェノールの仲間で、チョコレートのカカオポリフェノールなども有名ですが、実はコーヒーには赤ワインと同じくらいたくさんのポリフェノールが含まれています。コーヒーに含まれるポリフェノールは、カフェインよりも多いのです。

 

ポリフェノール含有量

 

最近の調査によると、日本人の食生活では、コーヒーから最も多くのポリフェノールを摂っていて、すべての食品、飲料のうち、約半分がコーヒー由来であることもわかってきました。

コーヒーの摂取により2型糖尿病や肝疾患の発症リスクが低減されるという可能性や、全死亡リスクとの関連など多くの疫学調査結果が国内外で多数報告されています。

通常の食生活においても簡単に多くの抗酸化物質を摂取できる、コーヒーのポリフェノールの力ゆえの結果なのかもしれません。

 

参考:ネスレ https://www.nestle.co.jp/nhw/coffee/polyphenol#polyphenol1

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