コーヒーは体に悪いという印象ありませんか?
コーヒーは、美味しいけど美容や健康にはよくないものというレッテルがすっかり定着してしまっているようです。
でも、コーヒー好きの方ご安心ください。
コーヒーは決して美容に悪い飲み物ではありません。
むしろ、上手につき合えば美容効果の高い飲み物です。
コーヒーには美肌やアンチエイジングなど、女性にうれしい効果がたくさんあるのです。
コーヒーを飲んできれいになれたら最高ですよね。
そんな夢のような?美肌になるコーヒーとのつき合い方をご紹介します。
コーヒーの成分といえばカフェインを思い浮かべると思いますが、実はコーヒーにはポリフェノールも豊富に含まれています。
ポリフェノールには“抗酸化作用”と“抗菌作用”という働きがあり、この2つの作用がお肌にいい影響をもたらしてくれるのです。
具体的には次のような美容効果が期待できます。
美肌効果
コーヒーには赤ワインと同程度のポリフェノール含まれています。コーヒーに含まれているポリフェノールは「クロロゲン酸」といいます。
クロロゲン酸の抗酸化作用は、紫外線などによって発生した活性酸素を除去し、メラニン色素の過剰発生を防ぐ働きがあります。この働きによってシミの発生を抑制する効果が期待できます。
コーヒーの摂取量と顔のシミの関係について30~60歳の女性130人あまりを対象にしたある調査によれば、コーヒーの摂取量が多い女性ほどシミの発生が少ないという結果が出ました。
コーヒーに美肌効果があることは科学的にも証明さています。
アンチエイジング効果
クロロゲン酸の抗酸化作用は、お肌のシワやたるみなどにも効果が期待できます。
お肌の老化を促進させるのは活性酸素です。その活性酸素を除去することで、シワやたるみなどお肌の老化を予防する効果が期待できるのです。
お肌のアンチエイジング対策とは、お肌にダメージを与える活性酸素対策。コーヒーポリフェノールのクロロゲン酸はアンチエイジングの強い味方といえます。
ニキビ肌改善効果
ポリフェノールには殺菌作用もあるので、皮脂や汚れが原因のニキビや肌荒れなどの改善が期待できます。さらに、コーヒーには利尿作用があるため、体の中の老廃物を体外に排出してくれる効果もあります。
殺菌作用と利尿作用の2つの効果で、体を外と内からきれいすればニキビのない美肌も夢ではありません。
美肌になるためのコーヒーの上手な飲み方
コーヒーには美容効果のある成分が含まれています。このコーヒーのポテンシャルを最大限に活かすには、飲み方にも気を使いたいものです。
コーヒーの美容効果を高めるには、次の点に気をつけましょう。
ドリップコーヒーを選びましょう
ドリップコーヒーの方がインスタントコーヒーに比べポリフェノールが豊富に含まれています。美容効果を追求するならインスタントコーヒーではなく、ドリップコーヒーを選びましょう。
コーヒー豆は浅煎りを選びましょう
コーヒー豆は深煎りより“浅煎り”の方が有効成分の効果が高くなります。また挽き立てほどポリフェノールが豊富に含まれるので、浅煎りの豆を挽いて入れるのがベストです。
手間をかけた分だけ美容効果が高まりますよ。
熱湯より少しぬるいお湯でいれましょう
コーヒーをドリップするときは、熱湯ではなく少しぬるめのお湯を使いましょう。
ポリフェノールは熱に弱いので、美容のためには熱湯は避けたほうがベターです。80℃くらいを目安にするといいでしょう。
3~4時間置きに飲みましょう
コーヒーは3~4時間に1杯ずつ飲むのが、美容効果の高い飲み方です。
ポリフェノールは、体内に摂取されると3~4時間程度で効果がなくなってしまいます。美肌ためには、ポリフェノールの抗酸化作用や抗菌作用を持続させる飲み方が効果的なのです。
美肌効果的を高める目安はポリフェノールの摂取量を1日に1,000~1,500mgといわれています。これをコーヒーだけで摂取するとしたら3~5杯の計算になります。
コーヒーは上手につき合えば美肌効果が望める反面、飲み方を間違えると美肌どころか体に悪影響になることもありますので、適量をお楽しみください。