米カリフォルニア州上位裁判所が、スターバックスなどコーヒーを提供する企業にコーヒー豆の焙煎時に生じる化合物(アクリルアミド)による健康リスクがあることの表示を義務付けたのですが、全日本コーヒー協会は独自に、レギュラーコーヒー、インスタントコーヒーのアクリルアミドの含有量の調査を行い結果を発表しました。
詳細は、こちら全日本コーヒー協会をご覧ください。
国立がん研究センターも2015年の報告で、コーヒーは全く飲まない人に比べて24%死亡リスクが低くなると発表しております。
国際がん研究機関(IARC)も、アクリルアミドは「人に対して発がん性を示す可能性がある」と言っていますが、コーヒーについては、「人に対する発がん性について、分類できない」と言っています。
あくまで、アメリカの1州の実の判断で、1つの発がん物質に過剰に反応しているだけで、通常のバランスの良い食生活をしていれば問題は無さそうです。
ちなみに、アクリルアミドは浅煎りの豆の方が含有量は多いようです。
参考:全日本コーヒー協会