マロンズコーヒーブログ

自律神経とは心臓の動きや呼吸、体温維持など生命の維持に欠かせない器官をコントロールするために休みなく働いている神経です。

寒い冬に、エアコンやストーブで温まった部屋と外気の気温差は自律神経が乱れる原因のひとつとされています。

自律神経は交感神経と副交感神経があり、バランスを保っています。京都大学大学院の森谷教授によると、コーヒーに含まれるカフェインには交換神経と副交感神経の活動を促進させていることが分かりました。

もともと薬として愛されていたコーヒー、体の機能をバランスよく促進してくれる働きも期待できそうです。

 

コーヒーは美味しいだけではない。事実、近年の科学文献においては、この飲み物が人々の健康に及ぼす有益な影響を示す研究が豊富にあります。

 

まず、記憶を固定する作用と集中力を強化する作用によって、人の記憶力を助ける。また、2型糖尿病のリスクを下げるのにも有益だ。あるイタリアの研究によると、毎日3杯のコーヒーを飲むことで、肝臓ガンを成長させるリスクが半分以下になるともいう。

1日に4杯のアメリカンコーヒーは、メラノーマ(黒色腫)子宮内膜の腫瘍のリスクを20%減らす効果があるともいう。

コーヒーに含まれるポリフェノールのような物質は循環器系の病気の発病を予防するし、カフェインは疲労感を減らし腸の運動能力を助け、アスピリンの効果を強めるようだ。

さらに、いくつかの研究は、コーヒーの消費が、あらゆる原因の死亡率がより低くなることと関係していることを示している。

コーヒーは、寿命を延ばしているのかもしれませんね

コーヒーで大事なのは、間違いなくその豊かな味だと思われていると思います。

しかし実際は、わたしたちが美味しいコーヒーを飲んだときに感じる感覚の大部分は、(舌で味を感じる部位である)味蕾からではなく、匂いを嗅いだときに鼻に到達する(もしくは口から鼻腔に沿って上がってくる)揮発性の化学物質からやって来る──つまり、香りなのだそうです。

バラ特有の香りをつくりだす「β-ダマセノン」や「グアイアコール」、ヴァニラ特有の「ヴァニリン」のような物質が、コーヒーの風味の基本的な特徴の要素になるコーヒーの香りに関する物質は、現在800以上が発見されているて、新しい物質が日々リストに加えられ続けている状態です。

国際コーヒー科学学会(International Coffee Science Association)の研究者たちが説明しているように、コーヒーの香りの秘密を明らかにするには、飲料のなかに存在する化学物質がどのようにして互いに、あるいは鼻の受容体と作用して、淹れたての美味しいコーヒーが生み出す独特の感覚をつくり出すかを解明することも必要となり、まだまだこれからだそうです。

 

コーヒーって奥が深いですね

コーヒーを飲むと頭痛が治る!という方がいますが、コーヒーには確かに頭痛に効果的な作用が働くのです。

コーヒーを飲むと頭痛が治る理由は、「カフェイン」の働きが関係しています。

 

片頭痛は、脳の血管が拡張して筋肉が圧迫された状態となり、ズキズキとした痛みの症状が現れます。

コーヒーに含まれるカフェインには、脳の血液収縮を促す作用があります。

そのため、片頭痛の方がコーヒーを飲むことで、拡張していた血管が収縮するため、頭痛を軽減することができるのです。

ただし、頭痛にも色々な種類があるため、症状がひどく慢性化して治らない場合には、早めに病院での検査をおすすめします。

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