コーヒーを飲むことは多くの人にとって、良い影響を与えますが、

状況により接種に注意が必要（（注意）飲んではダメではありません。）な

方もいます。

前回に引き続き　その③です。

 

3.精神疾患などとの関係

2011年に厚生労働省がそれまで四大疾病に統合失調症やうつ病などの精神疾患を加え

五大疾病としたこともあり、精神疾患は国民の健康を脅かす大病の一つになってます。

 

コーヒーと精神疾患との関係はちょっと複雑で、近年、飲用者ではうつ病発症のリスクが低下する報告も出て来ていますが、その一方で、カフェインが不眠やパニック発作等の症状を増悪したり、抗うつ薬の効き目を弱めることもあるみたいおです。

なので、既に症状が発症している人や、治療中の人は、担当のお医者さんに聞いてみて下さい。

この他、胃炎の治療中や重度の肝臓機能低下がある場合も、同様に担当医にご相談くださいね。

 

コーヒーを飲むときに注意が必要な人につき、3回書いて来ましたが、一つ忘れないでほしいことがあります。

コーヒーは人生に楽しさと潤いを与え、生活の質を向上させる効果もあります。

要は、コーヒーに限らずなんにでも、メリットとデメリットがあります。

上手にバランスを取り、楽しく美味しいコーヒーライフを楽しんで下さい。

 

コーヒーを飲むことは多くの人にとって、良い影響を与えますが、

状況により接種に注意が必要（（注意）飲んではダメではありません。）な

方もいます。

前回に引き続き　その２です。

 

2.子供～青少年

カフェインは、WHOの基礎医薬品リストに小児無呼吸症の治療薬として

収載されており、子供への安全性の検証は十分進んでいます。

カフェインの代謝する能力は、子供も成人も変わらないものも、

同じ量を飲んだ場合、体の小さい子供の方が、体重当たりのカフェイン濃度が

高くなります。

一般の成人でも、いっぺんにコーヒー3杯以上（カフェイン250mg以上）を

とると急性カフェイン中毒になる可能性があるので、子供は、いっぺんに1杯程度が

良いと思います。

ただ、強調したようにいっぺんになので、一気飲みのように飲まなければ

そんなに心配はいらないと思います。

 

コーヒーを飲むことは多くの人にとって、良い影響を与えますが、

状況により接種に注意が必要（（注意）飲んではダメではありません。）な

方もいます。

 

1.妊娠初期の女性

妊娠初期（8～28週）にカフェインを多量に摂取し続けている人は、そうでない人に

比べ流死産のリスクが高くなるという報告があります。

妊娠中は、お医者さんより飲酒や喫煙、激しい運動等控えるよう指導されると思いますが、この中の一つとして、カフェインを過剰に摂取し続けないことも大切です。

ただし、元々正常な妊娠でも約15％程度自然流産の可能性があり、コーヒーも

一日2～3杯であれば、リスクに差がないというほうこくもあります。

カフェインはコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶等コーヒーより多く含有しているものもあり、心配であれば、カフェインレスコーヒーにしてみるのもおすすめです。

 

 

皆さんもコーヒーをスプーンでかき混ぜた後、うっかりスプーンに残ったコーヒーを

テーブルに一滴こぼした事あると思います。

もし次にそんな事になったら、自然に乾くまで放置してみて下さい。

淵の部分だけが濃くなったリング状の模様が出来るはずです。

これが「コーヒーリング効果」と呼ばれる現象です。

最近の家庭用のプリンタの主流となっているインクジェットプリンターですが、

その開発段階では、この「コーヒーリング効果」に悩んでいました。

インクジェット方式とは、カラーインクを微小液滴を紙に吹き付けて印刷するのですが、インクが乾くときにコーヒーリング効果が起きて、色ムラが生じて綺麗に印刷ができない問題がありました。

コーヒー同様に界面活性物質を含む、インクの改良にコーヒーの研究が活用され、

各社が現象を研究し、より極小な液滴を噴射可能なノズルを開発して、現在の綺麗なインクジェットカラープリンターになりました。

意外なところで、コーヒーの研究が役立っていて、びっくりです。