コーヒー研究の中で一番進んでいるのが、香りに関する研究です。
コーヒーの香りは非常に種類が多く、ごく微量でも人は気づくので
解析が難しいものなのですが、香りに惹きつけられた多くの研究者が
解析に取り組んでます。
また最近は、ガスクロマトグラフィー等の分析機が発達して、珈琲の香りが
数多く発見されました。
「Coffee Flavor Chemistry」(2001年)という専門書の中には、
約1000種類もの揮発成分が挙げられています。
ほかの食品でここまで詳細な資料が見当たらないので、一概に比べられませんが、
例えば、ワインや醤油では、約300種類程度と言われていて、コーヒーは他に
比べ種類が多いので複雑な奥深い飲み物になるのですね!