マロンズコーヒーブログ

身近な飲み物であるコーヒーですが、その効能についてはまだまだわからないことが多いです。

最新の研究では、コーヒーを飲むことはこれまで考えられてきた以上に複雑な反応を人体に引き起こしていることが指摘されているそうです。

アメリカ・ノースウェスタン大学の研究チームが先日に「Journal of Internal Medicine」で発表した研究では、コーヒーは身体の新陳代謝系に多大な影響を及ぼし、なんと大麻と反対の働きがあるというらしいです。

体内の重要な恒常性調節システムとしてエンドカンナビノイドシステム(endocannabinoid system)が近年注目されているのだが、大麻を服用することでこのエンドカンナビノイドシステムが強化されることが報告されています。

そして今回の研究では、8杯程度のコーヒーで大麻とは逆にこのエンドカンナビノイドシステムが弱体化することがわかってきたそうです。

大麻では強化されるエンドカンナビノイドシステムが、コーヒーの摂取で逆に弱体化するのだが、だからといって単純にコーヒーが身体に悪いということでもなさそうであるから興味深いです。
エンドカンナビノイドシステムが弱体化すれば、我々の身体はそれに適応してストレスレベルを元に戻そうとしはじめるということだ。つまりコーヒーでストレスに強い身体になれるのかもしれないのである。

コーヒーを摂取することで、115もの代謝物質に影響が及ぶことがわかり、そのうちの82の化学物質はこれまでにも知られていたものであったが、残りの33の代謝経路(metabolic pathway)はまったくの新発見であった。そしてこの新たに見つかった代謝経路の解明が、コーヒーが身体に及ぼす影響を詳しく知るための鍵になることを研究チームは主張しています。

まだまだ、これからコーヒーの良い効果が発表されそうですね。

 

記事参考:https://dime.jp/genre/525952/

 

全米コーヒー協会(NCA)は、ニューオーリンズで行われた年次総会で、毎日1杯のコーヒーを飲んでいる米国人の割合が2012年以来の高水準になったと発表しました。

ソーダやジュースの需要が減少傾向にあるのに対し、コーヒーは家庭での消費からエスプレッソベースのグルメコーヒーまで、需要増が続いているそうです。

コーヒー消費が落ち込んだ1990年代中頃には50%を下回っていた。
需要を主導しているのは家庭での飲用で、前日に家でコーヒーを飲んだと回答した人は全体の79%。カフェなど家以外の場所での消費は36%だった。また、ミレニアル世代は、前日にグルメコーヒーを飲んだとの回答が全体の48%と高い割合だった。
調査によると、近年需要が大きく伸びているのは、コーヒー、ボトル入り飲料水、および茶となっています。

アメリカでも、健康志向でジュースより美味しいコーヒーやお茶などにシフトする人が多くなってるそうです。

 

記事参照:https://www.excite.co.jp/News/odd/Reuters_newsml_KBN1GW06E.html

動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病は、体内で起こる「炎症」が引き金となるが、毎日コーヒーを飲むことによって、炎症を抑える可能性があるそうです。

東京農工大学大学院 農学研究院 食品化学研究室の好田正准教授は、コーヒーを飲むことで動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の発症を抑える、あるいは発症時期を遅らせる可能性があるという研究が発表されました。

好田准教授は学生時代から一貫して「食べものは、免疫系にどういう影響を与えるのか」を研究してきました。今回のコーヒーの研究もその一環で、『食品アレルギーはどうして起こるのか』が大問題です。しかし、私はアレルギーを起こす物質や仕組みだけでなく、アレルギー症状を緩和したり、抑制することができる食べものの研究も続けています」との事。

今回の研究にかかわるテーマは、人の体の内部で起きる「炎症」です。

「風邪をひいたら熱が出ますし、手に小さな切り傷ができたらその周辺が赤く腫れますね。これらは免疫系が『治そう』と作用してできる炎症です」

炎症は免疫系が働いている証拠で、人間にとって大事な現象であるが問題は、「自覚症状もない弱い炎症が長く続く「慢性炎症」がいろいろな病気の『引き金』になることがわかってきたそです。

その炎症の緩和や抑制には、「制御性T細胞」(Treg細胞)を増やす必要があるそうです。

Treg細胞は免疫系の過剰な反応を抑えたり、免疫系のバランスを整えて恒常性を保つために重要な役割を担います。

コーヒーを飲むことで、Treg細胞が増加する。

コーヒーは、Treg細胞を増やすことで炎症を抑え、アレルギーや生活習慣病などの予防や緩和に効果を発揮する可能性が示唆された。また、この活性は同様にTreg細胞を増やす効果のある乳酸菌との相乗効果が期待できるそうです。

明日から、僕もヨーグルトを食べてとコーヒー飲みまーす!!

 

 

記事:(C)一般社団法人全日本コーヒー協会

 

 

 

山形県立米沢栄養大の加藤守匡(もりまさ)准教授(44)がコーヒーに含まれるクロロゲン酸に、高齢者の認知機能を改善する効果があることを大手食品メーカー「花王」との共同研究で実証したと国際医療科学雑誌に論文が掲載された。

テスト前は認知機能の低下を自覚していた8人の被験者が、摂取後に視覚運動機能や注意機能、記憶能力など計15項目をパソコンでテストしたところ、最高で平均20%の改善が示された。特に前頭部の脳がつかさどる注意機能などの改善が顕著だったという。

血液検査でも、認知症を引き起こすとされるタンパク質の一種、アミロイドベータが平均27%低下し、言語記憶の改善にも効果が見られたそうです。

認知症は将来的に高齢者5人に1人の割合で発症するとの予想もある。根治療法が確立されておらず、今回の実証は予防対策に役立つと期待される。

 

記事参考:Yahooニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00000015-khks-soci

活性酸素は、過剰になると細胞膜などをも酸化させ、老化や癌の元になるとされています。

人間は呼吸で酸素を体内に取り込みますが、その酸素の内1~2%が活性酸素に変わります。

コーヒーには活性酸素を抑える働きがあるコーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)が含まれており、健康や美容に効果がある研究発表が多数出ています。

 

ポリフェノールの主な機能
・抗酸化作用
・抗菌性、抗ウイルス活性
・抗ガン作用
・抗肥満作用
・脂肪代謝調節作用
・口臭抑制作用
・抗疲労作用

 

適度にコーヒーを飲むことで、体内の活性酸素の量をバランスをよくコントロールできれば、その予防になるとも言われています。

珈琲豆のご購入はこちら
Top
ツールバーへスキップ