マロンズコーヒーブログ

みなさん海外旅行に行かれえる事もあると思いますか、

国によってコーヒー文化に違いがあり、注文しても違うものが来ることも!

例えば、オーストラリアですが、移民してきたイタリア人が自国のコーヒー文化を広げ、さらにそこからオーストラリア流に発展して行ったそうで、エスプレッソコーヒーが主流です。

このオーストラリアで注意したいのが、オーストラリアでアイスコーヒーと言うと、エスプレッソに冷たい牛乳を注ぎ、バニラアイスをトッピングしたものが出てきます。

 

日本で言うアイスコーヒーには、『アイスロングブラック』が一番近いです。

 

ご注意を!!

糖尿病になりやすいとよく言われる日本人には気になる話題です。

コーヒーを飲んでいる人の糖尿病発症率が50%以上も低かった、なんて調査結果が発表されました。

ギリシャ・アテネにあるHarokopio大学が「European Journal of Clinical Nutrition」で、毎日1.5杯以上コーヒーを飲む習慣のある18歳以上の男女1,400人以上の人々の生活を10年にわたり調査した結果、彼らが糖尿病および炎症性疾患に苦しむ割合が、飲まない人よりも54%低かったそうです。

今回発表された調査対象のコーヒー摂取量は大きく分けて3つに分かれていました。それぞれ血液検査、タンパク質の炎症マーカー、抗酸化レベルの測定を実施。割合はそれぞれ以下のとおり。
①1日1.5杯未満、816人。
②頻繁に飲む、385人。
③全く飲まない、239人。

結果的に、コーヒーを飲む習慣がある人はそうでない人に比べ、54%も糖尿病を発症する割合が低いことがわかったそう。

さらに、家族の遺伝学、高血圧、喫煙習慣などなど、他の要因を除外して分析を行いました。が、またしても同じ結果に。具体的な効能についてはさらなる調査が必要とされていますが、やっぱりコーヒーが大きな役割を担っているのでしょうか。

 

ただし、
砂糖やミルクには要注意!

注意しておくべき点として、砂糖やクリームがたくさんのったコーヒー飲料は、含まれている砂糖量が1日当たりの推奨摂取量よりも400%近く多いことも珍しくないので、糖尿病や体重増加、酸性症を積極的に促進させる可能性があるのでご注意を!!

 

参考 https://tabi-labo.com/

 

1826年に長崎出島詰め医師として来日していたシーボルトは『薬品応手録』にコーヒーの飲用をすすめた一文を載せました。

彼は200年以上もオランダ人と交流のある日本人が、いまだにコーヒーを飲む習慣がないのに驚いて、コーヒーは長寿をもたらす良薬として大いに宣伝しました。

鬱陶しい花粉症に悩まされている人は多い季節になってきました。

しかし、コーヒーを毎日欠かさず飲むことで、花粉症をはじめとするアレルギー性疾患を緩和できるかもしれないそうです。

花粉症が起こるメカニズムは、簡単にいうと吸い込んだ花粉を体内の細胞が「異物」と認識し、それを排除するためにできたlgE抗体が肥満細胞に結合して化学伝達物質を放出し、これらの物質が血管や末梢神経を刺激して、くしゃみや目・鼻のかゆみなどの症状を引き起こすことで起こります。

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)炎症薬物学研究室の准教授、杉本幸雄がコーヒーを毎日飲むことで花粉症をはじめとするアレルギー性疾患を緩和する効果があるかもしれないという研究をされてます。

アレルギー性疾患による諸症状を緩和するため、杉本さんは企業と協力して長年研究を続け、効き目があると高く評価されている処方箋医薬品などの開発にも貢献してきた杉本准教授は、自然由来の食物にも目を向けていて、コーヒーが含むポリフェノールの一種「クロロゲン酸」に着目したもので、マウスを用いて実験した結果、

「鼻炎症状は抑える」という好結果、皮膚炎のかゆみは、ある程度抑えたという結果が出たそうです。

コーヒーで花粉症を治すことは出来ませんが、症状の緩和は期待出来るかも!

 

記事参考:全日本コーヒー協会

アレルギー性疾患を、コーヒーが緩和する?

 

 

食中毒を引き起こすO-157などの大腸菌や、胃の粘膜に感染して胃炎や胃潰瘍、胃がんを誘発するピロリ菌など私たちの身体に悪影響を及ぼす悪性の菌は数多く存在しますが、これらの菌に対し、コーヒーが抗菌作用を示すという結果が得られたそうです。

発表したのは、東海大学医学部の石井直明氏らのグループで、ピロリ菌、大腸菌とコーヒーの抗菌作用の関連性に関する実験だそうです。

ピロリ菌増殖抑制
実験は、抗菌作用を調べるときによく行われる寒天希釈培養という方法を用いて行われました。コーヒーを生理食塩水で薄めて1%と10%の濃度になるように寒天培地を作り、その上にピロリ菌を塗布して、72時間培養し、菌の増殖のある、なしを判定しました。結果、1%のコーヒー濃度でも菌の増殖を抑える効果が表れ、さらに10%の濃度では充分な効果が確認されました。

大腸菌増殖抑制
大腸菌に対する抗菌作用の実験では、寒天培地に大腸菌を培養し、生理食塩水で濃度1%と2%に薄めたコーヒーを用いて行いました。結果、1%濃度のコーヒーで大腸菌の生存率は、20%まで低下、2%濃度のコーヒーでは1%まで低下し、コーヒーの濃度が上がるほど、抗菌作用が強まるという結果が得られました。さらに、0%、12.5%、25%、50%濃度のコーヒーを含む100mlの液体のなかに大腸菌を加えた培養実験も行われました。結果は、コーヒーの濃度が上がるほど菌の増殖抑制効果は高くなることが示されました。

ピロリ菌・大腸菌の実験共に、菌の増殖が抑えられ、コーヒーに抗菌作用があるということが示されました。今後、コーヒーの抗菌作用が注目されるかもしれませんね。

 

(参考)全日本コーヒー協会 コーヒーのこと からだのこと

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