糖尿病になりやすいとよく言われる日本人には気になる話題です。
コーヒーを飲んでいる人の糖尿病発症率が50%以上も低かった、なんて調査結果が発表されました。
ギリシャ・アテネにあるHarokopio大学が「European Journal of Clinical Nutrition」で、毎日1.5杯以上コーヒーを飲む習慣のある18歳以上の男女1,400人以上の人々の生活を10年にわたり調査した結果、彼らが糖尿病および炎症性疾患に苦しむ割合が、飲まない人よりも54%低かったそうです。
今回発表された調査対象のコーヒー摂取量は大きく分けて3つに分かれていました。それぞれ血液検査、タンパク質の炎症マーカー、抗酸化レベルの測定を実施。割合はそれぞれ以下のとおり。
①1日1.5杯未満、816人。
②頻繁に飲む、385人。
③全く飲まない、239人。
結果的に、コーヒーを飲む習慣がある人はそうでない人に比べ、54%も糖尿病を発症する割合が低いことがわかったそう。
さらに、家族の遺伝学、高血圧、喫煙習慣などなど、他の要因を除外して分析を行いました。が、またしても同じ結果に。具体的な効能についてはさらなる調査が必要とされていますが、やっぱりコーヒーが大きな役割を担っているのでしょうか。
ただし、
砂糖やミルクには要注意!
注意しておくべき点として、砂糖やクリームがたくさんのったコーヒー飲料は、含まれている砂糖量が1日当たりの推奨摂取量よりも400%近く多いことも珍しくないので、糖尿病や体重増加、酸性症を積極的に促進させる可能性があるのでご注意を!!
参考 https://tabi-labo.com/