マロンズコーヒーブログ

 

認知症

世の中日々様々な研究が進んでいますが、コーヒーにも新たな健康効果が見つかったようです。

コーヒーのカフェインに眠気を覚ます覚せい作用があることはよく知られていますが、
カフェインには他にもアルツハイマー型の認知症を予防する効果があることが分かりました。

これはイタリアで行われた統計結果によるものですが、毎日コーヒーを1~2杯飲む人のほうが、コーヒーを飲まない人よりも
軽度の認知障害を患う確率が低いことが分かったそうです。

これは、コーヒーに含まれるカフェインが、アルツハイマー型認知症の原因となっている
アミロイドβタンパク質から脳を守る効果を発揮していると考えられています。

さらにコーヒーには苦味成分であり、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種である
クロロゲン酸も含まれており、これが脳や血管を傷つけて老化に導く活性酸素を除去する効果もあります。

コーヒーを飲むだけで認知症予防に効果があるなら、毎日コーヒーをたくさん飲んでいる人は認知症とは無縁とまではいかないまでも認知症になりにくいと思いますよね?

 

 

足

コーヒーに利尿作用があることはよく知られていますが、
この利尿作用によってむくみや脱水症状を起こしてしまうことはご存知でしょうか?

まず、むくみと脱水ってちょっと考えてみると相反する状態に思いませんか?

よく足などに起こるむくみという状態は、
皮膚の下に水分がたまって膨らんだ状態を指しますよね。

そして脱水は体から水分が無くなることです。

ですがこの二つには密接な関係があります。

むくみとは毛細血管から染み出した血漿(けっしょう)と呼ばれる血液の液体成分が細胞の間に染み出し、本来であれば毛細血管の静脈側に戻っていくものが戻らず、
血漿が細胞と細胞の間に余分な水分として滞る状態を指します。

足などがむくむ原因には長時間の立ち仕事やエアコンなどの冷えによる血行不良や運動不足、睡眠不足、ストレスなど様々な原因も考えられますが、ナトリウムやカリウムなどのミネラル不足でもむくみを起こすことが分かっています。

そしてナトリウムとカリウムは人間の体内で水分量を調節するミネラルです。

毛細血管から血漿が染み出すのもこの二つのミネラルの浸透圧が働いているため、
血液から酸素や栄養を細胞に届けたり、反対に細胞から二酸化炭素や老廃物を受け取って代謝させることができるのです。

これらの老廃物は最終的には尿や便によって排出されますが、その時ナトリウムやカリウムなどのミネラルも尿とともに排出されてしまいます。

コーヒーに利尿作用があることはよく知られており、尿の排出回数が増えれば当然ナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われてしまいます。

体内の水分量を調節するナトリウムやカリウムが無くなれば、毛細血管から染み出した血漿はスムーズに血管に戻っていかず細胞間に滞りがちになってしまいます。

そういった状態が続くと細胞間に血漿がたまって体はむくみの状態になるのです。

そのため、コーヒーの飲み過ぎはミネラルの排出によって、とくにカリウム不足に陥りやすいので注意が必要であり、一日に4杯も5杯もコーヒーを飲む方はスポーツドリンクなどによる
ミネラルと水分補給するよう心がけてください。

コーヒーを眠気覚ましに飲まれる方は多いかと思いますが、コーヒーには眠気覚まし以外にも様々な健康効果があります。

ですが、コーヒーを飲み過ぎると健康に悪いといった副作用があるのもよく知られていますね。

一昔前であればコーヒーは健康を害する悪い飲み物(←何時の時代だ?)
というネガティブなイメージが先行していましたが、
最新の研究や調査結果ではコーヒーを飲むことで
美肌やダイエット効果を発揮したり、
心を落ち着けてポジティブ思考になりやすくなるといった、
コーヒー愛好家にとってはますますコーヒーが進む
うれしい効果が次々発表されています。

私もコーヒーは大好きなので、
コーヒーがもたらす健康効果は非常に喜ばしい限りです。

そこで今回は個人的な興味も含めてコーヒーの効果効能、
飲み過ぎるとどんな副作用があるのかなどを調べてみたいと思います。

 

<コーヒーでダイエット!?脂肪を燃やすリパーゼとクロロゲン酸が活躍!>

スリムボディ

まさかコーヒーにダイエット効果があるということに驚きを隠せないのですが、
コーヒーのカフェインには人の体内にある脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化させる効果があるそうです。

酵素についてはこちらに別の記事を書いていますので、
よろしければそちらもご覧ください。

消化酵素であるリパーゼは蓄えられた脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解し、
脂肪酸を血液から筋肉に送り出しエネルギーとして消費します。

このコーヒーでのダイエット方法は、
カフェインが脂肪燃焼の出発点となる
リパーゼを活性化させることなので、
コーヒーが直接脂肪を燃やすわけではなく
脂肪を燃焼させやすくするだけです。

そのためこのダイエット方法は、
コーヒーを飲むだけでダイエットはできず運動する必要があります。

もしあなたがすでに何らかの運動で
ダイエットを目指していたのであれば、
運動の前にコーヒーを飲むことで
脂肪燃焼を効率よくさせることができるでしょう。

また、これは研究段階のようですが、
コーヒーが食欲を抑制させる効果があるようなので、
食事の前に飲んでおくことで食べすぎを抑え、
ダイエットに貢献できるという説もあります。

さらにコーヒーに含まれるポリフェノールの一種である
クロロゲン酸が肝臓での脂肪燃焼を促進させるという説もあります。

そのためコーヒーはカフェインによって脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化し、
クロロゲン酸でさらに脂肪の燃焼を加速させることができるのです。

もちろん、コーヒーに砂糖やミルクを
たくさん入れてしまえば逆効果になるでしょうが・・・

 

コーヒーの効能といえば眠気を抑えてくれたり集中力を高めてくれたり色々ありますが、最近の研究で様々な病気の予防にもなることが明らかになってきてます。

1. 偏頭痛にめっちゃ効くコーヒーの正しい飲み方実践ルール

実はカフェインって偏頭痛の薬にも含まれてたり医療によく使われてるんです。偏頭痛というのは血管拡張が原因で引き起こされるんですが、カフェインには血管収縮作用があるのでこれを抑えてくれます。これは偏頭痛の予兆を感じたときに飲むのが効果的で、毎日大量(500mg程度)のカフェインを摂ると逆に偏頭痛を引き起こすことがあるので注意してください。

2. お酒をよく飲む人はコーヒーも飲んだほうが良いコーヒーがアルコール性肝炎の死亡率を下げる可能性

アルコールは肝臓によろしくないということで有名ですよね。特に恐ろしいのが肝臓がんに移行しやすいアルコール性肝硬変ですが、コーヒーを1日に2杯以上飲んでいる人は、肝硬変による死亡率が66%もダウンしていたとのこと。なのでお酒をよく飲む人はコーヒーを習慣にしておくと良いかもしれません。ちなみにこれは国立がん研究センターにも同じような報告があります。

3. 目の健康にも良いらしいコーヒーは目の健康を助ける―米・韓共同研究

米韓の共同研究によると、コーヒーを飲むことで加齢による目の疾患や視力の低下を防ぐ可能性があるということが判明しました。これはコーヒーに含まれるクロロゲン酸によるもので、マウスの網膜の変性を防ぐ効果が実験で明らかになったとのこと。 人間にも効果があるのかはよくわかりません。

4. とにかく1日2杯飲んでおけば死亡率が下がるコーヒー驚異の病気予防効果!

米国立がん研究所のデータでは、1日2杯以上コーヒーを飲む男性は死亡リスクが10%低く、4~5杯飲む女性は16%低かったとのこと。日本でも10年間で5000人以上を調査したら、コーヒーを1日2杯以上飲んでいる人は飲まない人に比べて死亡リスクが半分に低下していたという報告があります。

その他にも色々な効果があるのでまとめてどうぞ。これだけあると死亡率が低くなるとうのも納得ですよね。この割合はコーヒーを全く飲まないか、または飲む量が少ない人に対する割合です。

糖尿病 … アメリカの研究によると1日に2~3杯飲む人は発症率が37%減少
心不全 … 14万人を調査したところ1日に4杯飲む人は発症率が11%減少
大腸がん … 岐阜大によると1日に1杯以上飲む女性は発症率が半分以下に
子宮体がん … 国立がん研究所によると1日3杯以上飲む女性は発症率が60%減少
脳卒中 … ハーバード大によると1日4杯以上飲む女性は発症率が40%減少
胆石 … ハーバード大によると1日2~3杯飲む男性は発症率が40%減少
うつ病 … ハーバード大によると1日4杯以上飲む女性は発症率が20%減少
パーキンソン病 … 米国医師会誌によると1日に800cc以上飲む人は発症率が1/5に

ニューズウィーク誌のお得な旅に関するブログには、ドリップ式のコーヒーメーカーの限界と、この限界を打ち破るおいしい1杯を飲むコツを紹介しています。例えば「コーヒーメーカーでは適温のコーヒーができない」という問題があるのですが、その解決策はこちら。

最初にコーヒーの粉をいれずに、コーヒーメーカーを動かし、機械をあたためましょう。そうして出来たお湯を使って、いつもどおりにコーヒーを入れてください。こうすると完璧とまではいきませんが、今までよりもずっと適温のコーヒ−ができます。

店長の経験で付け加えると、コーヒーメーカーでも”蒸らし”を行うと、コーヒーに深みが出ます。

もう一つの問題は、コーヒーができるまでの時間が長過ぎること。通常は6分以上かかると美味しくなくなってしまうとのこと。でもそれ以上時間がかかるコーヒーメーカーもけっこうあるそうです。その場合は6分以内でコーヒーを淹れてしまえばいいのです。

さらに、コーヒーの置きっぱなしを避けるようするとなお効果的。

一般的なコーヒーメーカーで作ったコーヒーは出来上がって15分以上たつとまずくなるので、できたらすぐに飲むように! とのことです。

最近は、ポットが魔法瓶になって煮詰まらないものもあります。

こちらは、2時間程度は美味しく頂けます。

手軽なコーヒーメーカーで美味しい珈琲を味わうには、新鮮な良い豆が必要です。

Marron’sCoffeeの豆は、スペシャルティーコーヒーです。

美味しいコーヒーを是非お試し下さい。

 

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