マロンズコーヒーブログ

燃料はコーヒーの香り

米ネバダ大学の研究チームが、コーヒーの残りカスからディーゼルエンジン用のバイオ燃料を安く作れることを発表しました。
チームは、コーヒーの残りカスに15%程度の油脂が含まれていることに着目。油脂から燃料への変換効率は100%だそうで、世界中で毎年出る残りカス700万トンを集めれば、バイオディーゼル燃料の約1割分に相当する量を作れるということです。
ちなみにその燃料は、コーヒーの香りがするそうです。

あまり使い道の無い、コーヒーの残りカス。ご家庭では消臭剤として活用されている方もいらっしゃいますが、大手メーカーの工場で大量に出てくるカスは企業ゴミになるだけです。
もしそのゴミが燃料になるなら・・・環境保護のためにも、有効活用してもらえると嬉しいですね。
(参考記事:朝日新聞 2008年12月21日朝刊より)

 

コーヒー用と紅茶用

どこがどう違うかご存知ですか?
材質は同じですが、一般的に口が広くて浅いのが紅茶用、狭くて深い
のがコーヒー用だそうです。

では、なぜ紅茶は広口なのでしょうか。
・紅茶の色合いを目で見て楽しめるため
・色が薄いのでカップの模様が見えて楽しめるため
・レモンを浮かべやすいため
・冷まして飲む方が美味しい(?)ため・・・等々。

逆に、コーヒーは冷めると不味いし、色も濃くカップの模様もよく分か
らない! という訳で、保温性重視の狭口&縦長型になったようです。
#最近は、コーヒーと紅茶のどちらでも大丈夫な、ちょっとだけ広口で
深めのカップが流行っているそうです。 

違いが分かる?

でも、ドリップしたコーヒーの色って意外と違うんですよね。
豆の焙煎度合によっても変わりますし、鮮度によっても変わります。

基本的には、焙煎が深くなるほどコーヒーの色は濃くなってきます。
でも、焼きたての新鮮な豆だと、どんなに深煎りでも「透明感」があります。
この「透明感」が、酸化度合い(鮮度)のバロメーターにもなる訳です。
#いくら新鮮な豆で作っても、すぐに飲まずに保温器にのせておいたら、
「透明感」はあっという間に無くなりますのでご注意。

そんな事情から、コーヒーカップの内側は「白または白系」がおすすめです。
白は、コーヒーの色を確認できるだけでなく、琥珀色が綺麗に映える色でも
あるからです。

リオオリンピックが始まりましたね。

焙煎の合間に今も、卓球男子の水谷さんを応援してます。

さて、最近のオリンピックで大きく問題になっているドーピング問題ですが

コーヒーの成分のカフェインも昔は禁止物質でしたが、2004・2005年禁止リストで

禁止物質から除外され、監視プログラムに移行されました。

なので、現在は、コーヒーやお茶でドーピングにひっかかることはありません。

でも、昔はカフェインがだめってことは、コーヒーだけでなく紅茶や日本茶も

飲めないオリンピックがあったのですね。

ブラジルは美味しいコーヒーが沢山あるので、コーヒーでリラックスして

日本選手には頑張ってほしいですね!

頑張れニッポン

Marron’sCoffeeのブラジル豆も新しくなりましたよ

3新ブラジル1

 

コーヒー層の厚み

ドリップコーヒー1杯あたり、コーヒー豆約10g(豆用計量スプーンで約1杯)が一般的です(メーカーにより多少違います)。
でも、もし1杯分だけを抽出する場合、10gだと少ないかも知れません。どうして少ないのでしょう?

ペーパードリップもネルドリップも、コーヒー豆の「層」に湯を通して抽出する方法です。そのため豆の量が少ないと、「層」も薄くなってしまいます。
つまり、ドリッパーやネルの底面部分の大きさや角度は決まっているため、豆の量で「層」の厚みが決まってしまうということです。
だから、1杯分のコーヒーを作るのに10gしか使わないと「層」の厚みが少なくコクが足らない薄いコーヒーになりやすいのです。

では、約3杯分を作る時はどうでしょうか。カリタ式なら30g、ハリオ式なら36gの豆量を推奨しているので、「層」としては申し分ありません。しっかりと抽出できますし、コクも出てくると思います。
つまり、一人分あたりの豆量は同じでも、作る分量によってコーヒーの濃さやコクが全然違ってくるということです。

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たくさん作る方がおいしい

それでは、一人分でコクを出すなら何グラムくらいが適当でしょう。これは好みによりますので何とも言えませんが、15~20g程度が無難かと思います。
でも実際、私が自分のためだけに作るとすれば、1杯あたりの豆量は増やさずに2杯分抽出してしまいます。おかわり用に1杯多く作る、ということです。
なぜなら、コーヒーの層ができていれば、余計にコーヒー豆を使わなくても美味しく作ることができるからです。

ちなみに、私がコーヒーをいれるときに好きな量は、3~4杯分抽出です。そのため、だれかを道連れにしてコーヒーを飲むことがほとんどです。
職場にも常時3~4人のスタッフがいるので、一人分だけをいれることはまずないですね。自分の分だけいれると怒られるし・・・。
でも、これくらいの量だとあまり神経を使わなくても美味しくいれられるのでいいですね。

逆に15~20gで一人分をおいしくいれるには、ちょっと技術が必要です。細口ポットを使って慎重にゆっくりとお湯を注ぐ必要がありますので。

 

 

コーヒー豆取引事情

フェアトレードとは、地域貢献をめざした新しい貿易の方法で、欧米を中心に世界各国で取り組まれています。基本理念は、生産者の権利を守り生産活動を手助けし、立場の弱い人々の自立を支援していくことです。

現在のコーヒー取引は、主にニューヨークやロンドン定期市場における相場が中心となって価格が決められます。つまり、生産者が使った費用などに関係なく取引されているということです。
そのため、供給過剰などで国際相場が低迷し始めると、生産者は生産コストを賄うことも出来ずに苦しみ続けることになります。小規模農家が多いコーヒーの生産では、一生懸命栽培しても報われない、といった不公平取引が発生しやすくなります。

新しい試み「フェアトレード」

こうした状況を打開すべく、「フェアトレード」という流通の試みが始まりました。 この試みにより最低限の権利は保障されることになり、教育や生活水準の向上に役立つものと期待されています。
具体的には、最低買入価格の保証、中間業者を通さない直接取引、長期にわたる売買契約、最高60%までの前払い等の支援です。

 

Marron’sCoffeeのフェアトレードコーヒー

新コロンビア1-2

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