マロンズコーヒーブログ

コーヒーにはカフェインが含まれているため、この作用によってトイレが近くなる現象、つまり「利尿作用」が発生します。

これによって飲んだ量よりも多くの尿が体から出されてしまい、栄養素も溶けて流れていき、しかも脱水症状に陥ってしまうので、コーヒーは飲めば飲むほど余計に喉が渇く。
だからコーヒーを飲むのは良くないし、コーヒーはいくら飲んでも喉の渇きを止めることはできない・・・というような話がありますが、本当なのでしょうか?
コネティカット大学の運動生理学のローレンスE.アームストロング教授が調査したところによると、カフェイン入りの飲料が人間の肉体から体液を奪い取るという概念に対して科学的調査を行うことによって、 カフェインは水のように穏やかな利尿作用があるが、適度なカフェイン消費が健康に影響を与えるほどの「流動性の電解質平衝異常」を生むことはないと結論を下しています。

また、カフェイン入りの飲料を飲んだ後でも体内にある水分量は一定だそうです。つまり、コーヒーを飲んでも体内の水分量が減ったりはしないということです。
それどころか、カフェイン入りの飲料を習慣的に飲むことによって「流動性の電解質平衝異常」を縮小する働きがあることがわかったとのこと。 つまり、カフェインを接種する習慣が規則的であればあるほど、人間の体は流動性を保持するように条件付けられていくらしい。 つまり、適度なカフェインの消費は体を脱水症状に陥らせることはなく、毎日必要な水分摂取量に達することを実際に助けているそうです。

簡単に言うと、コーヒーの利尿作用で脱水症状を起こす事は無いし、逆に電解質のバランス異常の防止にも役立つみたいです。

 

 

コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノールの一種が認知能力の低下を防ぎ、糖尿病の発症を抑えるメカニズムを名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授、 原田直明准教授らと飲料メーカー「伊藤園」(東京都渋谷区)の共同研究グループが解明した。
コーヒーを多く飲む人ほど糖尿病になりにくく、高齢者では認知能力の低下が抑えられる傾向があることが分かっていたが、その仕組みは謎だった。
岡嶋教授らは、健康効果で知られるポリフェノールの一つである「クロロゲン酸」が知覚神経を通じて脳に作用し糖尿病の抑制などの効果があるタンパク質「インスリン様成長因子-I」(IGF-I)の生成を促しているとみて実験を始めた。
クロロゲン酸は、植物が紫外線から身を守る際に働く物質で、特にコーヒー豆に大量に含まれる。
独特の香りや渋味をつくる成分とされている。
クロロゲン酸を多く含むコーヒーと普通のコーヒーを14日間、別々のマウス群に飲ませ続けたところ、多く含むコーヒーを摂取したマウス群で、各臓器のIGF-I濃度が最大で2倍になった。
2種類のコーヒーを、21~51歳の男性14人ずつにそれぞれ2週間、毎食後飲んでもらったところ、クロロゲン酸の多いコーヒーを飲んだ14人の空腹時の血糖値が低下するなどの効果があった。

日本では、コーヒーは1951年まで”薬”だったのをご存じでした?
医薬品の規格基準を定める日本薬局方には、コーヒー豆が実るコーヒーノキを正式な薬用植物として記載していました。
コーヒーが”薬”でなくなったのは、コーヒーの有効成分であるカフェインが日本薬局方に登録されたからで、
コーヒーに薬効がないというわけではありません。
最近はコーヒーに含まれる「カフェイン以外の有効成分」も体にいいことがわかってきて、コーヒーの”薬効”は、
さらに注目されています。
ならば、薬と同じでコーヒーを積極的に飲むといい人と、悪い人がいるのではないのでは?
「珈琲一杯の薬理学」の著者で、東京薬科大学の岡希太郎名誉教授に聞いてみました。
国内外のさまざまな研究から、コーヒーに2型糖尿病の予防効果があるのは間違いありません。
日本人男性で1日5杯以上コーヒーを飲む人は、まったく飲まない人に比べ糖尿病リスクが4割低下するという統計もあります。
そのメカニズムはハッキリしていないですが、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が糖分の吸収を遅らせるからだといわれています。
実際、これと同じ作用の糖尿病薬があり、糖尿病患者に人気だそうです。
C型肝炎のウイルスに感染した人も、コーヒーは飲んだ方がいいようです。
「毎日5杯以上コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて肝がんの発症リスクが4分の1に減るという統計があります。
肝がんの原因の多くはC型肝炎ウイルスの感染です。大阪府立大の研究からも、コーヒーは抗C型肝炎ウイルス作用があり、
C型肝炎から肝がんになるのを防いでいると考えられています」
コーヒーはパーキンソン病にも効果があるといいます。
「パーキンソン病は主に50歳以上で発症する脳神経の病気です。
治療にはドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を補い、脳内神経を修復する薬が使われます。
コーヒーはこの薬が代謝されるのをとどめる働きがある。パーキンソン病の薬と一緒に飲むといいでしょう」
自分には”薬”か”毒”かを知る一方、間違いなく控えた方がいいのは妊娠中の女性です。
「妊娠前半期の女性がコーヒーを飲みすぎると、早産の危険があるとの研究があります。
つわりのない人や軽い人も飲まない方が無難です」
ただし、デカフェと言われるカフェインレスコーヒーであれば、主治医と相談の上飲んでも良いかもしれません。
最後に「飲み方次第で薬にも毒にもなる」のは心臓疾患のある人です。
「コーヒーは心不全、狭心症、不整脈にいいといわれますが、効果があるのは1日1~3杯。
それ以上は逆に心臓病のリスクを高めるようです」
コーヒーは胃酸の分泌を促す。
胃酸が少ない人には薬になるが、多い人には逆効果で”毒”になりかねない。
「コーヒーは薬に準ずる飲み物だけに、飲み方には気をつけるべきです。
いくら体にいいとはいえ、コーヒーを飲んで胸が苦しくなったり、冷や汗が出たり、気分が悪くなったりしたら、
直ちにやめるべきです」
健康に良いものでも、飲みすぎは体に良くありませんので、ほどほどに楽しみましょう!!

フランスのある研究により、「コーヒーを飲むこと」「短期間の休憩をとること」は、夜間に車を運転する際の注意力を高め、交通事故を減らす効果があることが判りました。
フランス・ボルドー大学付属病院の教授らによるこの研究結果に、フランスの交通当局が注目しています。
フランス交通当局は、テレビやラジオを通じ、夜間に車を運転する際の注意事項を全国範囲で呼びかけていくことにしたそうで、フランスの専門家は、次のように指摘しています。
「これまで、飲酒運転の危険についてはよく言われてきましたが、疲労が溜まった状態で運転する際の危険性については、 ないがしろにされてきました。

しかし実際、重大交通事故の約30%は疲労運転によって引き起こされています。

今回、『コーヒーを飲むこと』、プラス、『短期間の休憩をとること』で、 注意力が増すことが明らかになりましたが、いずれもその効果はせいぜい4時間までしか続かない。夜間に長時間運転する場合は、途中で何度も休憩を入れることが必要です。

 

私も、ちょくちょく長距離運転しますが、夜間帰宅時は、ついつい休憩より早く帰りたい気持ちが先に立って、休憩を疎かにしてしまいますが、集中力が落ちた状態での運転が一番危険なので、1時間に1回は美味しいコーヒーブレイクを取りましょうね!

アイスコーヒーといえば…数年前からアメリカで大ブームの「コールドブリュー・コーヒー」をご存知でしょうか。
日本でも去年の夏から徐々に出始めているみたいですが、今年の夏はさらに人気になるんじゃないかな、と思っています。
コールドブリューは、アイスコーヒーと見た目はまったく同じ冷たいコーヒーなんですが、作り方が違うので味もだいぶ違います。
■アイスコーヒー「氷」で味が薄まる問題
まずは、おなじみのアイスコーヒーから。
アイスコーヒーは、ホットコーヒーを作るのと最後まで同じ要領です。ドリップなら、豆を挽いてペーパーフィルターに乗せて、上からお湯をかけて淹れます。そのコーヒーに氷を入れて冷まして作ります。
どんな淹れ方でも同じですが、最後に氷を入れてアイスにするのが、アイスコーヒー。
素早くさっと作れてさっと飲める、それがアイスコーヒーのいいところですが・・・
濃いめに淹れても氷が溶けて薄くなる感覚は、コーヒー好きには嬉しくないポイントですよね。
そこで注目のコールドブリュー
コールドブリューを聞いたことのない方も多いと思いますが、『水出しコーヒー』は聞いたことがあると思います。
コールドブリュー=水出しコーヒーの事です。
さっとできてしまうアイスコーヒーと違って、出来上がるまでに12時間〜24時間かかります。
喫茶店などでは、専用の抽出器で時間をかけて抽出を見せているのですが、家庭でも意外と簡単に出来ます。
水出しコーヒー*後味すっきりで~飲みやすい!簡単です。
来客予定も,前日夜仕込めばOK*ペットボトルのゴミも出ません。
■レギュラーコーヒー(ペーパードリップ用)~50g~(6~7杯分)※おすすめは深煎りのコーヒー
■水(あればアルカリイオン水or浄水)1L
■お茶パック(Lサイズ)2枚

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蜀咏悄

お茶パックにコーヒーの粉を量って入れる。今回,メジャースプーンで多めの6杯
★お茶パックをもう一枚逆さまにかぶせ入れる

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蜀咏悄

ポットに水を入れ,パックを入れる。
浮いている方がよいので触りません。

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蜀咏悄
そのまま冷蔵庫に入れるだけ。
写真は2時間位。
まだ色が薄く出切っていません。

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蜀咏悄

冷蔵庫に10時間ほど入れた物。
(夜仕込み一晩置いたもの)
パックをそっと引き上げます。
出来上がり!

コールドブリューは、熱が入らないので、雑味の少ないまろやかな珈琲が出来ます。

日持ちもして、最初から冷えているので、氷無しや少量の氷でも冷たアイスコーヒーが飲めますので、チャレンジしてはどうですか?

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