マロンズコーヒーブログ

毎日2〜3杯のコーヒーを飲んでいる人は、飲まない人に比べて死亡率が低いことが調査で判明!
男性ではコーヒーを1日6杯以上飲む人は飲まない人よりも死亡率が10%低く、女性では死亡率が15%低くなりました。
ただし1日4杯以上になると、逆に寿命が縮んでしまう可能性も示唆されています。やっぱり適量が大切ですね!

コーヒーに含まれている「カフェイン」という成分は脂肪の燃焼をサポートする効果があると言われています。
まず一つが「褐色脂肪細胞の活性化」が挙げられます。
褐色脂肪細胞は体温調整つを担う細胞でこれが活性化することで基礎代謝がアップすると言われています。
褐色脂肪細胞の正体は簡単に言うと「体熱発生装置」。
体の中でエネルギーを消費して体温を上げるヒーターのような役割を果たしている細胞です。
また、脂肪の燃焼をサポートする酵素の働きを高めることで運動時の脂肪燃焼をより多くしてくれるという効果もあります。
こちらは運動をする30分くらい前にコーヒーを飲むようにすると良いでしょう。

コーヒーを毎日欠かさず飲むことで、花粉症をはじめとするアレルギー性疾患を緩和できるかもしれないです。
この研究を手がけたのは、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)炎症薬物学研究室の准教授、杉本幸雄さんです。
 杉本さんは岡山大学薬学部を卒業後、大手製薬企業に入社。リウマチの研究に6年間携わった。
そのあと岡山大学薬学部に戻り、アレルギーやリウマチなどの炎症性疾患を研究している。
花粉症が起こるメカニズムは広く知られているはずなので詳細は割愛しますが、簡単にいうと吸い込んだ花粉を体内の細胞が「異物」と認識し、
それを排除するためにできたlgE抗体が肥満細胞に結合してヒスタミンやロイコトリエン、プロスタグランジンなどの化学伝達物質を放出。
これらの物質が血管や末梢神経を刺激して、くしゃみや目・鼻のかゆみなどの症状を引き起こします。
ところが、コーヒーを毎日飲むことで花粉症をはじめとするアレルギー性疾患を緩和する効果があるかもしれないそうです。
アレルギーと言えば、花粉症以外にも「ダニ」に由来する「気管支ぜんそくや鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎などがあります。
これらのアレルギー性疾患のうち、小児ぜんそくの90%、成人のぜんそくの50%以上はチリダニ類が原因といわれています」
困るのは、人間にとって快適な生活空間はダニにとっても暮らしやすいという点で、「25℃くらいがいちばんダニが活動しやすい温度です。
また湿度は75%前後が活発です。注意しなければならないのは空気の湿度ではなく、畳やじゅうたん、ふとんなどダニの『すみか』の湿度が問題だという点です」
ダニは、人間や犬・猫のフケやアカが大好物なので、じゅうたんを敷かずにこまめに掃除することが予防につながる。
このほか「食物アレルギー」にも注意したいですね。
卵や牛乳、小麦は三大アレルゲンとして知られていますが、大豆や魚類、肉類、甲殻類、野菜、果物などもアレルギーの原因となります。
恐ろしいのは、食べものやハチの毒、薬物などが原因で起きる「アナフィラキシー」で、これは急性アレルギー反応の一つで、呼吸困難やめまい、意識障害などの症状を伴う。命を落とすような危険な状態になることもあります。
 杉本さんが今回取り組んだ「コーヒー成分の抗アレルギー作用に関する基礎的研究」は、コーヒーが含むポリフェノールの一種「クロロゲン酸」に着目したもので、マウスを用いて調べた実験である。
「コーヒーは、疫学的研究によってさまざまな健康効果があるといわれています。しかし、コーヒー成分がもつ抗アレルギー作用についてはまだあまり調べられていません。
そこでコーヒーに含まれているクロロゲン酸を調べてみようと思ったのです」
クロロゲン酸は水に溶けやすいし、マウスは必ず水を飲む。
そのため、マウスにはクロロゲン酸を0.03%、0.1%、0.3%混ぜた濃度の異なる水溶液を与えて、その経過を見ていった。
実験モデルは大きく分けて2つある。
①アレルギー性鼻炎モデルと②アレルギー性皮膚疾患モデルのマウスを人工的に作り実験しました。
そのマウスに、14日間、または28日間にわたり、クロロゲン酸水溶液を自由に摂取させることで、アレルギー症状が軽減されるかどうかを見ます。
結果
①「アレルギー性鼻炎モデルには効果があったと言ってよいでしょう。
実は、これとは別に1回だけクロロゲン酸含有水を与える『単回投与』も試みましたが、差は出ませんでした。
つまり、最低でも2週間はクロロゲン酸含有水を与えつづけないと効果は現れないようです」
アレルギー性鼻炎のマウスがクロロゲン酸を含む水を継続的に飲むことで、くしゃみも鼻掻きもその回数が抑えられるという結果でした。
②「鼻炎モデルについては期待以上の好結果でした。クロロゲン酸含有水を14日間以上飲ませることで、有意な抑制作用を示しましたから。
また、皮膚炎モデルについては予想の範囲内です。
今回の実験を終えて、杉本さんのなかでは「クロロゲン酸だけじゃないのかもしれない」との考えが湧いてきたという。
「期待以上の好結果と言いましたが、実はクロロゲン酸以外も含めてコーヒーそのものがアレルギー性疾患の抑制に効くのかもしれません

蒸し暑い梅雨の季節ですが、エアコン着けっぱなしで風邪を引いてませんか?

風邪を引いた時には、コーヒーはあまり飲まない方が多いと思いますが、以外にも

風邪の時こそ温かいコーヒーが良いですよ!

コーヒーのカフェインには、鎮静効果は頭痛を和らげ、消化吸収を助ける効果もあるので、食欲の回復効果もあります。

おまけに、体を冷やす効果もあるので、熱を下げる効果も期待出来、利尿作用で、体内のウィルスの体外への排出効果もあります。

ただし、水分補給には適さないので、風邪を引いた時は、コーヒーだけで無く水分補給も忘れずにして下さい。

風邪を引くと交感神経の働きが弱くなり、副交感神経が優位になります。

そうすると、気管や気道が狭くなりますが、コーヒーを飲むと交感神経が刺激され、

気管支が拡張して、咳や痰等の症状が改善されます。

ただし、コーヒーは水分補給には適さないので、ほかのスポーツ飲料等も適度に摂って下さい。

ちなみに、風邪薬やエナジードリンク等にもカフェインが入っていますので、併用する場合は、カフェイン中毒にならないよう、飲みすぎに注意して下さい。

 

 

ブラジリア大学とブラジル農牧研究公社Embrapaの調査で、コーヒーペプチドに鎮痛作用があることが判りました。

このペプチドはモルヒネに似た効果があるそうです。

Embrapaによると、鎮痛や穏やかな鎮静作用のある性質のある、今まで知られていないオピオイドペプチドだそうです。

マウスの実験では、持続時間がモルヒネより長い事が確認されており、今後や薬や健康食品、家畜のストレス軽減薬としても期待されます。

とりあえず、軽い頭痛くらいであれば、まずコーヒーで様子を見てはどうですか?

 

 

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