マロンズコーヒーブログ

生産量世界一のコーヒー大国となったブラジルですが、1727 年、ポルトガル海軍士官フランシスコ・パルヘッタによって、フランス領ギアナからブラジル(パラナ州)へ苗木を持ち出し今に至ります。

その時のエピソードは、とある男女の恋物語として語られています。

 

フランス領ギアナに派遣されていたポルトガル海軍士官フランシスコ・パルヘッタ

は通常任務とは別に、ある任務を命じられていました。

それは! 『ギアナからコーヒーの苗木を持ち出すこと。』でした。

しかし、ギアナでもコーヒーの国外流出を防ぐための厳しい策が講じられて

おり、なかなか思うように事を運べませんでした。

そこで彼は恋を育みつつあったフランス総督夫人に自分の使命を打ち明けたのでした。

無常にも別れの時は訪れ、最後の夜、晩餐会の席で夫人は彼に大きな花束を手渡したのですが、その中には美しい花々に埋もれた数本の苗木が・・・。

二人のロマンスは悲恋に終りましたが、夫人の彼への愛は苗木となって彼の母国ブラジルに渡っていったのでした。

ハワイでのコーヒーの歴史ですが…もともとハワイに生息している植物ではなく、1825年にブラジルからやってきた苗が始まりです。

この苗は、カメハメハ大王の後を継いだ2世がハワイん統治していた時代、女王とロンドンを訪れていた当時、旅の途中に2人は麻疹にかかり帰らぬ人となってしまいました 。同行していたオアフ総督・ボギ酋長が、亡くなった王と女王の亡骸とともにハワイへ戻る際、ブラジルを経由してコーヒーの木を持ち帰りましたが、コーヒー産業は成功に至りませんでした。3年後、サミュエル牧師が、オアフ島のボギ農園の苗木をハワイ島に持ち帰り、観賞用に植えたものが根付き、現在のハワイコナコーヒーの基礎となりました。

香り高いコーヒー豆の王様と言えば「ブルーマウンテン」ですよね。
この王様は、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の標高 800~1200mの限られた地域“ブルーマウンテンエリア”で生産され、出荷も樽詰めにされるほど希少価値が高く珍重されています。
日本のコーヒー業界で初めてジャマイカのブルーマウンテンエリアで農園事業に取り組んだのはUCCさんです。

 

“ウィンナーコーヒー”をご存知ですか?

ウィンナーソーセージが入ったコーヒーを思い浮かべたことはありませんか?
正解は、ホイップした生クリームを浮かべたコーヒーです。

日本での名前の由来は、発祥の地であるオーストリアのウィーンにちなみ、

「ウィンナーコーヒー」と呼ばれるようになったそうです。
ところが本場オーストリアでは、一頭立ての馬車を意味する“アインシュペンナー”と呼ばれているんです。

むかしカフェで過ごす主人を待つ間、馬車を操る人たちが暖をとるために飲んでいたことから、この名前がついたのだとか。
オーストリアでウィンナーコーヒーを注文するときは、ご注意を!

むかしむかし、エチオピアの山羊飼いカルディは、山羊たちが赤い木の実を食べて、いまにも踊り出しそうなほど興奮しているのに気づきました。そこでカルディも試しに食べてみると、みるみる爽快な気分に!
そう、この赤い実こそが、【コーヒーの実】だったと伝えられているのです。

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