「カフェ」とは伊語でも仏語でも「コーヒー」の意味ですが、イタリアでコーヒーと言ったらエスプレッソコーヒー。
エスプレッソコーヒーとホットミルクを混ぜたイタリアのメニューが「カフェラテ」です。
一方フランス生まれの「カフェオレ」は、ドリップコーヒーとホットミルクをそれぞれポットに入れて左右の手に持ち、カップに注いだもの。
イタリア式とフランス式、あなたはどちらがお好きですか!?
私たちの生活に欠かせないコーヒー。毎日飲むという方も多いと思いますが、皆さんはコーヒーのカロリーをご存知ですか?
コーヒー1杯あたりのカロリーは約4kcal※。
ですからコーヒーをブラックで飲む場合、カロリーはほとんどないと言えます。
ただし砂糖やコーヒーフレッシュなどを入れる場合はご注意を!
当然その分だけカロリーは高くなるので、ダイエット中の方はブラックで飲んでみては!?
※条件:コーヒー粉末10gを熱湯150mlで浸出(参考文献:七訂 日本食品標準成分表より)
「欧米の飲み物」というイメージが強いコーヒー。でも、実はアイスコーヒーが日本生まれだということをご存知でしたか?
明治時代にコーヒーを冷やして飲み出したのが始まりとされ、冷蔵庫のない当時はコーヒーをガラス瓶に詰めて、井戸水に浸して冷やしていたそうです。
夏を涼しく過ごすために日本人の知恵から生まれたのが、今も暑い季節に欠かせない、冷た~いアイスコーヒーだったのです。
コーヒーの品質管理と格付審査を行う、いわば“コーヒーの番人”である「コーヒー鑑定士」。
ブラジルにある鑑定士養成学校の入学条件の1つに、なんと「虫歯がないこと」があります。
コーヒー鑑定では、たくさんの人が同じカップのコーヒーを飲んで判定します。そのため衛生面を考慮して口の中が健康かどうかが重視されるのです。
虫歯治療期間中はカップテストができなくなってしまうため、コーヒー鑑定士は虫歯予防には人一倍気をつけなければならないのですね。
「紅茶の国」のイメージが強いイギリスが、実は元々はコーヒー好きの国だったことをご存知ですか!?
1650年にイギリス最初のコーヒーハウスができてから、ロンドンには約3000軒ものコーヒーハウスがあり、驚いたことに1600年代後半から1730年頃までイギリスでは紅茶よりもコーヒーの方が多く消費されていたのです。
その後チャールズ2世が紅茶を好むキャサリンと結婚し、上流階級から紅茶が普及。その後紅茶が国全体に広がって、現在の「紅茶の国・イギリス」が出来上がったのです。