マロンズコーヒーブログ

現代は「ストレス社会」と言われるほど、誰もが精神的な悩みを抱えています。

特に女性は、「ストレスと肌荒れ」の関係もあって、問題は深刻なのですが、コーヒーを飲むとリラックスができて、ストレスも和らぐという効果があります。

杏林大学医学部の古賀良彦教授らによる研究で、コーヒーの“香り”に、リラックス作用があるという研究で、コーヒーの香りを嗅いだ20代女性10人の脳波の動きを分析したところ、リラックス状態を示す「α波」と、集中力が高まっていることを示す「P300」という脳波のいずれもが、普通より多く出現したのです。

コーヒーの香りを嗅ぐと、誰もが「いい匂いだ」と思いますよね。つまり人間は、経験的に「コーヒーの香りは心地いいもの」という“事実”は知っていたんです。ただ、それを裏付ける“証拠”がなかった。今回の研究は、まだ全容解明には至っていないものの、それを明らかにする方向性を示したものといえます。

人間の交感神経には、気持ちを高ぶらせる交感神経と、逆に静めようとする副交感神経があります。活動的な時には交感神経が優位になり、休息する時には副交感神経が活性化する。つまり、「リラックス」は副交感神経、「集中力が高まる時」は交感神経が優位になるのですが、コーヒーはこのいずれの作用も持っていることになるのです。コーヒーの成分のカフェインには集中力を高める作用があり、そして香りにはリラックスさせる作用……。カフェインの効果は解明されていますが、香りの作用については今後の研究がまたれます。楽しみですね。

 

全国の広島東洋カープのファンのみなさん、リーグ優勝おめでとうございます。

広島は大盛り上がり、わたくしも地元テレビ局の深夜の優勝記念番組をずっと見ていたのでちょっと寝不足です。

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クロロゲン酸の代表的な効果は糖質吸収阻害効果です。正確には糖質を分解する酵素の一つの働きを阻害し、最終的に血中に流れることとなるグルコース(ブドウ糖)への分解を阻害します。

血中のグルコース濃度が高まった状態が持続すると、血管壁や血液が接する全ての組織に含まれるタンパク質・脂質がグルコースと結びついてしまう「糖化反応」を起こします。糖化反応が起きたタンパク・脂質は使い物にならなくなってしまいます。

血中グルコースを減らす機能が衰え糖化反応が起き放題になった状態が糖尿病なのですが、クロロゲン酸はグルコース濃度の上昇を抑制するため、糖尿病の予防・改善どちらにも役に立ちます。

[クロロゲン酸の副作用]

クロロゲン酸は有用な効果で一杯ですが、とにかくたくさん摂ればいいというものでもありません。クロロゲン酸が多く含まれるのはコーヒーですから、コーヒーのカフェインにも摂りすぎによる副作用がありこちらの方はよく知られていますが、クロロゲン酸自体にも摂りすぎると副作用があるため、適量に抑える必要があります。またクロロゲン酸サプリメントを用いる場合も、カフェインを含まないからいくら飲んでもいいと考えずに用法・用量を守る必要があります。

副作用として、クロロゲン酸の大量摂取により便秘が誘発されることが分かっています。

ただし、実際のところコーヒーに含まれるクロロゲン酸の量はそれほど多くなく、コーヒーを飲むときよりも抽出物としてのクロロゲン酸、特にサプリメントとしてこれを摂取するときには副作用に気をつける必要があります。

 

実際にクロロゲン酸が多く含まれる飲食物といえばコーヒーが最も多く、また現実的にクロロゲン酸を効果が得られる程度の量摂取できる手段はコーヒーくらいのものです。

コーヒー以外ではジャガイモやゴボウなどの根菜、特に皮の部分に含まれますが、ジャガイモやゴボウの皮ばかりを大量に食べるわけにはいきません。その点、コーヒーは嫌いでないならば嗜好品として毎日無理なく飲めますので、習慣的なクロロゲン酸の摂取にも大変向いている飲み物です。
 クロロゲン酸の1日の目安摂取量

クロロゲン酸が体内で現実的に効果を成す目安量として、よく270mgが挙げられます。クロロゲン酸含有による健康効果が期待できるとされるトクホ認定食品なども、クロロゲン酸を270mg配合しているものが見られます。したがってこういったトクホ食品などを毎日利用していれば、クロロゲン酸特有の健康効果はある程度期待できるでしょう。

一方、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は一般的に1杯あたり280mgといわれます。

コーヒーのカフェイン、そしてクロロゲン酸そのものにも過剰摂取による副作用の報告はあるので、極端な量の摂取は止めましょう。一日3杯くらいまでなら、体質にもよりますが大きな副作用を受けにくくかつ十分な健康効果が得られるはずです。

コーヒー1杯(約140cc)には約280mgのポリフェノールが含まれ、これは赤ワインと同程度、お茶の約2倍に相当します。

その内、クロロゲン酸は100mg程度だそうです。

もともと、コーヒー豆に4~5%(100gあたり4~5g)も含まれ、かなりの高濃度と言えるでしょう。

しかし、コーヒーは生豆では使えませんから焙煎することで、大幅に減ってしまいます。

クロロゲン酸は最初にコーヒーから発見されたので、コーヒーと思われていますが、

他の野菜にも含まれています。

 

代表的なのがゴボウで、普通に調理する程度の温度で加熱した後に測定したところ、100g中230mgのクロロゲン酸が確認されたそうです。

ただし、ゴボウも皮に近いところに多く含まれており、綺麗に洗って売っている白いゴボウでは、大幅に含有量が減っている、調理も、あく抜きとして水にさらすと水に流出してしますのでこれでも減ってしまいます。

 

糖尿病の予防や、抗酸化作用、メタボの改善効果等が期待されるクロロゲン酸ですが、夕飯できんぴらごぼうや筑前煮を食べて、食後に美味しいコーヒーと飲むことで、効率よく摂取が出来ると思います。

医食同源で普段の食事で無理なくバランスよくこのような健康に良い成分を摂取して

美味しく健康になりましょう!

※医食同源(いしょくどうげん)とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで 病気を予防し、治療しようとする考え方。

人工透析が必要になったり、失明などの合併症が恐ろしい糖尿病ですが、コーヒーを飲むことで膵臓の細胞の働きを高め、予防できる可能性があるそうです。

神戸大学大学院保健学研究科教授の木戸良明さんが、コーヒーを毎日飲むことで、コーヒーに多く含まれるクロロゲン酸が膵臓の細胞の働きを高め、糖尿病を予防する可能性があるという研究を発表されました。

今、世界中で糖尿病患者は約4億人です。

2000年ごろに想定されていた患者数は『2025年に約3億人』でしたので、すでにその数を超えています。

このペースでいくと、2040年ごろには6億人を超えるとさえいわれています。

厚生労働省の調査でも、糖尿病患者(糖尿病が強く疑われる人)は950万人、糖尿病予備軍(糖尿病の可能性を否定できない人)は1100万人、両方を合わせると2050万人、

成人男性に限ると4人に1人の割合にまで跳ね上がります。

糖尿病の約90%を占める2型糖尿病には、大きく2タイプあります。

1つは、食事をして血糖値が高まったとしてもそれを正常な状態に戻せない『インスリンが効かない』タイプ。

もう一つが、今回の研究に深くかかわる「インスリン分泌不全」です。

インスリンは膵臓のβ細胞(以下、膵β細胞)でつくられるので、この細胞が減ったり、あるいはインスリンをうまく分泌できないとインスリン不足に陥り、糖尿病の発症につながります。

この膵臓のβ細胞をクロロゲン酸を摂取することで、細胞を活性化することが確認出来たそうで、実際に現在治療で使われている薬「インクレチン」と同様の効果があったそうで、クロロゲン酸由来の新薬も出来るかもしれません。

今回の研究結果について、「コーヒーの摂取は膵β細胞の保護効果が期待できると思います。つまり、日本人に多い2型糖尿病の予防にコーヒーは有益である可能性があるということです」と木戸先生は語っています。

 

参考記事:(C)一般社団法人全日本コーヒー協会

 

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