マロンズコーヒーブログ

コーヒーの有用な成分として、カフェインやクロロゲン酸が有名ですが、それ以外にも有用な成分があります。

今回はその一つのリボフランについてです。

リボフラビンには、カラダをつくる細胞の生まれ変わりを助ける効能があります。

このリボフランは、薬として脂質異常症(以前は高脂血症と呼ばれていました。)の治療薬(薬品名:スタンチンなど)として広く使われております。

コーヒーのほか、レバー牛乳納豆などにも多く含まれるリボフラビンは、酵素とともに体内で過酸化脂質を分解してくれるため、老化や動脈硬化の抑制に効果があるとされています。

過酸化脂質の生成にストップをかけてくれるビタミンEいくらイワシたらこモロヘイヤなどに多く含まれます)と一緒に摂取するのがおすすめです。

 

 1杯のコーヒーは人々を朝シャキっとさせますよね!

ミツバチもこの“気付け薬”を必要としている可能性があるそうです。

ナショナルジオグラフィックの記事で、ミツバチもこの“気付け薬”を必要としている可能性があるそうです。

コーヒーノキを含む一部の植物は、カフェインを使ってミツバチの記憶力に影響を及ぼしていることが研究によって明らかになった。

それらの植物の花蜜に含まれる少量のカフェインは、花粉媒介昆虫(ポリネーター)にとって大きな見返りになっているという。

少量のカフェインには、ミツバチを引きつけ、その長期記憶を向上させる二次的利益があると、研究を率いたイギリス、ニューカッスル大学の神経科学者ジェラルディン・ライト(Geraldine Wright)氏は言う。

ライト氏によると、カフェインはミツバチの脳内で学習・記憶課題に対するニューロン(神経細胞)の反応を変化させるという。感覚入力に対する細胞の応答が強まり、その変化がさらに記憶形成の主要メカニズムである長期増強を引き起こす。

人でも記憶力や計算スピードがアップした研究発表もあり、アルツハイマーにも効果があるとも言われています。

美味しいコーヒーで効果があれば最高ですよね!

毎日何気なく飲まれるコーヒーは、その昔、薬として飲まれていたこともあったというほど、多くの効能を持っています。

コーヒーは体を冷やすと思われがちですが、薬膳的には、体を冷やしもせず、温める作用もありません。

薬膳的な効能は

・精神的な疲れ、不安や緊張を和らげリラックス効果
・集中力を高める、やる気を出させる
・眠気を覚ます
・利尿作用(むくみ改善)
・二日酔い改善

 

コーヒーは様々な病気の予防や、体に良い効果がたくさんありますが、神経に及ぼす作用も大きく、薬膳的には飲み過ぎは良くないとされています。

 

水出しコーヒー(別名ダッチコーヒー)とは、
旧オランダ領であったインドネシア産のコーヒー
(主にロブスタ種・現在日本ではインスタントや缶コーヒーに使用している)を
通常のドリップ式で抽出すると、
強烈な特有の香りと味に悩まされ、水から長時間かけて抽出するこで、
どうにか飲めるように考えられたものとされています。
 つまり、通常の抽出法では欠点が目立ってしまう豆を、
なんとか工夫して飲めるようにするための抽出法ということになります。

 現在において別の言い方をすると、ハードな味を封じ込め、
まろやかでスッキリとしたコーヒーにすることができる有効的な方法かも知れませんね。
 ただし、アラビカ種の良質で新鮮な豆を使用することが絶対条件です。

今でこそイギリスの代表的な飲み物といえば紅茶ですが、
17世紀にロンドンのコーヒーハウスが大変な人気を呼び、
単にコーヒーを飲むだけの場ではなく、情報交換や交流もできる大切な場所でした。
ところが、ジャワでコーヒー栽培に成功したオランダが18世紀前半から、
ヨーロッパのコーヒー貿易を独占。
競争に敗れたイギリスは、紅茶に乗り換えて輸入を行ったため、
国内ではコーヒーの価格が暴騰し、
コーヒーハウスでも安い紅茶が出回るようになったのです。
そんななかイギリスの紅茶貿易は発展し国民の嗜好は紅茶に傾いていったのです。

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