マロンズコーヒーブログ

コーヒーは嗜好品として飲んで楽しむだけでなく、近年ではコーヒーと美容や健康との関係や、より安全な品質を求める傾向がみられる傾向があります。

今回は食品の安全性の観点から、根強い人気がある「オーガニックコーヒー」についてご紹介します。

■そもそもオーガニックコーヒーとは?

皆さんご存知のとおりコーヒーの原料は豆であり、その産地や品種は膨大な数にのぼります。オーガニックコーヒー豆は普通のコーヒー豆とどう違うのでしょうか?

実は、豆自体が特別な品種というわけではなく、違いはその栽培方法にあります。他の農作物と同様に、農薬や化学肥料を使うことなく自然な方法で栽培された豆を原料としているもの。これをオーガニック(有機栽培)コーヒーと呼んでいます。一般的に高値で販売されることが多い半面、固定ファンも多い人気商品です。

■厳しい評価基準と各国に設置された認定機関

オーガニックの認定は、国際機関のOCIA(国際有機農作物改良協会)やアメリカのUSDA(オーガニック認定全米統一基準)などで実施しており、その認定基準は非常に厳しいものです。

例えば、

・過去3年以上、 農薬、殺虫剤、化学肥料などを使用していない土壌で栽培された原料を使用している

・  加工の工程において、添加物や加工補助剤を一切使用していない

上記のような認定基準をクリアしたコーヒー豆だけが、オーガニックコーヒーであることを証明するラベルを付けて出荷されることができるのです。

■日本ではさらに厳しい審査も

日本では上記の他に、各農園が現地でJAS(日本農林規格協会)の生産行程管理者(農業生産者)の認定を受けたうえで、有機食品に関するJAS規格に適合した生産が行われているかを検査します。

こうして登録認定機関から認定された事業者のみが「有機JASマーク」を使用ことが許されるのです。さらに、これを焙煎・販売するためには「有機加工食品の製造業者」の認定を受けていることも必要です。

 

コーヒーは世界中の人々に愛されている嗜好飲料というだけではなく、世界60カ国以上で2500万人の生産者の生活を支えている大切な農作物です。生産国は赤道を挟んだ南北回帰線(北緯約25° 南緯約25°)の熱帯地方で、別名、コーヒーゾーンとも呼んでいます。これら生産国は発展途上国が多く、消費が拡大すればするほど、経済発展にも寄与できる仕組みになっています。

ですが現実は大量買い付けによる買いたたき等で、消費が拡大すれど農家が豊かになっていない状態でした。

そこで近年は、フェアトレードと呼ばれる仕組みで農家に一定の利益を与え、その利益で施設や栽培方法の整備をしてコーヒーの品質を上げる取り組みが盛んになっています。

併せて、サスティナビリティの取り組みが積極的に行われ、どの国のどんな豆でどの農園が何時作ったかを公表した高品質のスペシャルティーコーヒーが注目されています。

スペシャルティーコーヒーはコーヒー生産量の5~10%程度と貴重なため、価格も高いですが、各国で行われている品評会で入賞するほどの素晴らしいコーヒーです。

スペシャリティコーヒー飲んでみませんか?

「眠いからダブルエスプレッソ飲んで目を覚ます!」という方も多いと思いますが、実は、ドリップコーヒーと比べてエスプレッソはカフェイン量が少ないのです。

カフェインは水に浸かっている時間が長いほど出てきます。

 

ドリップは抽出に2分ほど、エスプレッソは30秒ほどで抽出が終わるので、エスプレッソの方がカフェインは少ないです。「濃いコーヒーはカフェイン量が多い」という知識は間違いなんです。

以外にも、アメリカンコーヒーの方がカフェインは多いのです。

アメリカンコーヒーというと、薄いコーヒーと思われている方がいらっしゃいますが、正しくは、浅く焙煎されたコーヒーです。

焙煎が浅いのでコーヒーの色が薄いですが、勘違いした人が、通常のコーヒーをお湯で割って薄めたものもアメリカンコーヒーとして出しているのも見ますが

見た目は似ていても、まったく別物ですよ!

睡眠の質の悪化

コーヒーの代表的な成分「カフェイン」は覚醒作用等有用な成分なのですが

人によっては、コーヒーを飲むと寝れない人もいらっしゃいます。

なのでコーヒーは飲まない方もいらっしゃいますが、飲み方を気を付ければ

飲めますよ!

カフェインの覚醒効果の持続時間は代謝の違いにより、ひとそれぞればらつきがありますが、完全になくなるには“15時間程”と言われております。

そのため、コーヒを飲むのは朝がベストです。

ですが、カフェインの濃度は徐々に減るわけではなく、 4時間~6時間位の間に一気に減り、そこから少しづつ減少していきます。

なので、睡眠の質を悪化させないためには、
「睡眠の4~6時間前には飲まない」ようにすれば美味しく飲むことが出来ますよ。

うつ病の予防

うつ病の予防
コーヒーを飲むことで、
うつ病の予防につながることがでわかっています。

1日4杯以上コーヒーを飲む人はそうでない人に比べ、
うつ病の発症率が1割も低くなっていることが判明しました。

原因としては抗酸化物質によるものではないかと言われています。

参考記事:The Drink That Fights Depression

 

糖尿病の予防

糖尿病の予防
世界各国でコーヒーの摂取により糖尿病のリスクが低下したことが報告されており、
シドニー大学では1日に3~4杯のコーヒーを飲むことで25%も2型糖尿病のリスクが低下したそうです。

この効果のメカニズムについてははっきりとしたことはわかっていませんが、
カフェインやクロロゲン酸の脂肪燃焼効果に関係しているのではないかということが言われています。

参考記事:コーヒーが糖尿病リスクを低下 コーヒーを飲むと血流が増加

珈琲豆のご購入はこちら
Top
ツールバーへスキップ